「すべての幻想は短期間で消えた」久保建英にスペイン紙が厳しい評価

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 ヘタフェMF久保建英にスペイン紙『アス』が厳しい評価を下している。

 ヘタフェは現地時間6日、ラ・リーガ第22節でセビージャに0-3の完敗を喫した。両監督が退場処分を下されるという荒れた展開の中、4試合連続で先発した久保は数的不利となった直後の後半14分に途中交代。1月の移籍市場で加入した久保とMFカルレス・アレニャのコンビは存在感を見せられず、『アス』は「クボとアレニャの効果が消える」と見出しを打ち、次のようにレポートしている。

「カルレス・アレニャとタケ・クボの契約によって生み出されたすべての幻想は、短期間で消えた。彼らの獲得によってイメージと結果が希望に満ちた変化を見せた後、ヘタフェは3試合勝利がない。ゴールの問題を解決していないし、以前よりも守備が脆弱になったように見える」

「両選手は力を合わせ、エルチェとウエスカに連勝した。彼らのパフォーマンスは際立っていて、チームは浮上する方法を見つけたようだった。しかし、(ビルバオのホーム)サン・マメスではすべてがバラバラになり始めた。アラベス戦は2回しかチャンスを作れなかった。今週のセビージャ戦は得点できず、守備の安定感もなかった。タケとアレニャも他のメンバー同様にほとんど何も残せなかった」

 加入後2試合は下位相手に連勝し、現地メディアからも称賛を受けた久保。期待が大きかった分、チームの未勝利が続く中で厳しい目が向けられている。