ウエスカFW岡崎がクロスで得点を演出【写真:Getty Images】

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ウエスカはレアルに1-2で逆転負けも…先発の岡崎が先制点をアシスト

 ウエスカは現地時間6日、リーガ・エスパニョーラ第22節でレアル・マドリードと対戦し、ホームで1-2と敗れた。

 3試合連続でスタメン出場した日本代表FW岡崎慎司は、後半3分に先制点をアシストする活躍を見せたが、英メディアも注目を寄せている。

 昇格組のウエスカは現在、最下位に沈む厳しい戦いを強いられているなか、今節では昨季王者レアルをホームに迎えた。第8節での対戦(1-4)では、岡崎は負傷により欠場していたため、今回がレアルとの初顔合わせとなったが、0-0で迎えた後半3分に強力な守備陣を相手に先制点を演出する。

 右サイドからのカウンターの場面、長距離のスルーパスに抜け出した岡崎が数的優位なビッグチャンスを迎え、相手DFラファエル・ヴァランと対峙。詰め寄られないタイミングでクロスを放り込むと、ペナルティーエリア手前で受けたMFハビ・ガランが左足を振り抜き、ゴール右隅に鮮やかな一撃を突き刺した。

 レアルの守備陣を相手に確かな爪痕を残した岡崎。英サッカー情報サイト「CAUGHT OFFSIDE」は、「プレミアリーグ覇者の岡崎が右ウイングで開花。正確なパスから背後を取った後、スター選手から圧力を受けたが、すぐに彼は難しい選択肢を提示した」と早急な判断が先制点を生み出したと説明している。

 最終的に後半9分、39分にヴァランがネットを揺らし、ウエスカは逆転負けを許した。それでも、岡崎にとってはレアル相手に目に見える結果を残したのは、今後への弾みになったはずだ。(Football ZONE web編集部)