テレビシリーズ化へ
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 作家F・スコット・フィッツジェラルドの名作小説「華麗なるギャツビー」(「グレート・ギャツビー」)のテレビシリーズ化が決定したと、The Hollywood Reporter が報じた。

 同作はA+EスタジオとITVスタジオ・アメリカが、テレビシリーズ「ヴァイキング 〜海の覇者たち〜」のクリエイター、マイケル・ハーストと組んで企画しているテレビミニシリーズ。脚色はハーストが担当し、映画『サイドウェイ』『ミルク』を手掛けたグランズウェル・プロダクションズのマイケル・ロンドンと共に製作総指揮も務める。フィッツジェラルドの遺産管理団体のブレイク・ハザードが、コンサルティング・プロデューサーを担う。彼女はスコットとゼルダ・フィッツジェラルドの曽孫にあたるという。

 情報筋によると、A+Eスタジオは長年同小説の版権を所有していたようで、2001年にもテレビ映画『華麗なるギャツビー』でトビー・スティーヴンスがジェイ・ギャツビー、ミラ・ソルヴィノがデイジーを演じていた。ハーストは3年前に同プロジェクトを企画し、Appleのもとで進められていたが、その後の進展はなかったようだ。

 今のところ、A+EスタジオとITVスタジオ・アメリカは今作を共同プロデュースせずに、有料のケーブル会社や大きな動画配信サービス会社との契約を検討している模様だ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)