長谷部誠【写真:Getty Images】

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フランクフルト地元紙が中間成績発表、長谷部を最上位評価に

 海外サッカー、ドイツ1部フランクフルトの元日本代表MF長谷部誠は、ここまでブンデスリーガの17試合中13試合に先発出場。18日には37歳となったが、安定したパフォーマンスを続けている。リーグ戦の半分が終わったタイミングで、地元紙では「中間成績」を発表。長谷部を最上位に評価している。

 プレーに円熟味が増している。3バックの中央、そしてMFでの起用にも応えている長谷部。未だチームに欠かせない存在感を示しているが、地元メディアも最敬礼している。

 前半戦の“通信簿”を発表したのはフランクフルトの地元紙「フランクフルター・ルントシャウ」だ。「アイントラハト・フランクフルト、全選手の中間成績」と題された記事では全選手を評価しているが、長谷部は「模範生」という最上位のカテゴリーに置かれている。

 寸評では「ハセはワインのよう。年を経るほどに良くなる。37歳になっても、この大ベテランはチームを引っ張る一人だ。気になるのは、彼は5度目、6度目の全盛期を迎えているのだろうか?ということだ。クレバーで手堅く、先を見通す。そうしたパフォーマンスこそが彼なのだ。40歳近くになっても高いレベルの走力がある」とべた褒めされている。

「ただし、バッテリーを使い切り、疲れたように見えた前節のフライブルク戦は除く」と後半21分で退いた前節にも言及はされているが、「試合では中心を担い、ゲームのバランスを取っている。契約再延長は当然のこと」と称賛されている。

 現在チームも6戦負けなしと好調。後半戦も長谷部の落ち着いたプレーに、現地も期待をかけているようだ。(THE ANSWER編集部)