『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』 ©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

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全国映画動員ランキング発表!(1/2-1/3)

興行通信社が全国映画動員ランキングを発表しました。大ヒット中の『鬼滅の刃』は公開12週目に入りました。新作では日本でもスマッシュヒットした『新感染 ファイナル・エクスプレス』のその後を描いた韓国映画が新たにランクインしています。

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10位『劇場短編 仮面ライダーセイバー/劇場版 仮面ライダーゼロワン』

『劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』と『劇場短編 仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破滅の本』の2本立てです。

AIが導入された新時代の日本を舞台に、ゼロワンが最終局面へと踏み出す様が描かれます。“男子高生ミスターコン2017”でグランプリを受賞した高橋文哉が主人公・飛電或人を演じるほか、岡田龍太郎、鶴嶋乃愛、アンジャッシュの児嶋一哉らが共演する。

監督は柴崎貴行(セイバー)、杉原輝昭(ゼロワン)。出演は内藤秀一郎(セイバー)、高橋文哉(ゼロワン)ほか。

人工知能が導入された、近未来の日本。そこに世界滅亡を目論み、自らを“楽園ガーディアの創造主”と名乗る謎の男・エスが現れ、同時多発テロが発生する。世界中が大混乱に陥る中、飛電或人は不破諫、刃唯阿、天津垓、迅、滅の5人と協力し、エスに立ち向かう。

9位『天外者』

三浦春馬の主演で実業家・五代友厚の半生描く『天外者(てんがらもん)』は先週10位から9位にランクアップです。

幕末から明治初期、現在の商都大阪の基礎を作り上げ、“東の渋沢栄一、西の五代友厚”と称された五代友厚の人生を、『利休にたずねよ』『海難1890』の脚本・小松江里子と監督・田中光敏の名タッグが描きます。共演は三浦翔平、西川貴教、森永悠希ほか。

江戸時代末期、日本はペリー来航に大きく揺れていた。そんな中、後に五代友厚となる五代才助は敏感にも新たな時代の到来を察知していた。そして、多くの侍に狙われ、国内の内輪揉めよりも世界に目を向けていた。そんなある日、才助は遊女のはると出会い……

8位『ワンダーウーマン 1984』

世界中で大ヒットを記録した『ワンダーウーマン』の続編は、先週7位から8位に。

第1次世界大戦を背景にした前作から一転、今回は1984年を舞台に、世界に破滅をもたらす新たな脅威に立ち向かうワンダーウーマンの姿が描かれます。

パティ・ジェンキンス監督とガル・ガドットが再びタッグを組み、クリス・パイン、クリステン・ウィグ、ペドロ・パスカルらが出演しています。

1984年、最愛のスティーブとの死別と孤独に向き合っていたワンダーウーマンこと、ダイアナ。ある時、そんな彼女の前に、スティーブが現われる。しかし、同じ頃、彼女の前に謎の実業家マックスの陰謀と正体不明の敵チーターの脅威が立ちはだかることに。

7位『新感染半島 ファイナル・ステージ』

『新感染 ファイナル・エクスプレス』の4年後を描く続編は初登場7位に。

人間を凶暴化させる謎のウイルスが蔓延したソウルを舞台に、ある任務を果たすために戻ってきた元兵士が、自分を救った母子と共に朝鮮半島から決死の脱出を図ります。監督は前作に引き続きヨン・サンホが務めます。主演はカン・ドンウォン。共演はイ・ジョンヒョン、キム・ドユンほか。

パンデミックが朝鮮半島で発生してから4年後。香港に逃げ延びていた元兵士ジョンソクは、大金が積まれたトラックを回収する任務を遂行するため、韓国へと戻る。チームを組み順調に任務を遂行するが、突如民兵に襲われ、ジョンソクはミンジョン母娘に救われ……

6位『STAND BY ME ドラえもん2』

公開7週目に入った『STAND BY ME ドラえもん2』は先週と変わらず6位をキープ。

原作漫画でも名作として名高い“おばあちゃんのおもいで”をベースにオリジナル要素を加えて再構築し、さらに前作で描かれた、のび太としずかの結婚をめぐる物語の続きも描かれます。監督は前作に引き続き、山崎貴と八木竜一。

ある日、ドラえもんとのび太は、今は亡きおばあちゃんが繕ってくれたくまのぬいぐるみを見つける。のび太はおばあちゃんに会いたくなり、タイムマシンで過去に。そこでおばあちゃんに、のび太のお嫁さんを見たい、と言われたのび太とドラえもんは未来へ飛ぶ。

5位『約束のネバーランド』

週刊少年ジャンプで連載された人気コミックスを実写化した“異色”脱獄ファンタジーは、先週と変わらず5位に。

今年6月まで週刊少年ジャンプに連載(原作:白井カイウ、作画:出水ぽすか)、2019年にはTVアニメが放映され、現在ハリウッドでの実写化企画も進行している話題作です。

浜辺美波が主役のエマを演じるほか、『万引き家族』の城桧吏、『仮面ライダージオウ』の板垣李光人、北川景子らが共演。監督は『記憶屋 あなたを忘れない』の平川雄一朗。

孤児院グレイス=フィールドハウスで暮らす子供たちは、母親代わりのイザベラの元、幸せな日々を過ごしていた。孤児のエマ、レイ、ノーマンも里親に引きとられる日を夢見ていた。そんなある日、エマとノーマンは孤児院に隠された秘密を知り……

4位『劇場版ポケットモンスター ココ』

『劇場版ポケットモンスター ココ』は先週2位から4位に。

土日2日間で動員11万5000人、興収1億3900万円を記録しています。

ポケモン映画23作目となる本作では、上白石萌歌が演じるポケモンに育てられた少年・ココと、中村勘九郎が演じるココを育てた幻のポケモン・ザルードの親子愛が描かれます。監督は『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』を手がけた矢嶋哲生。

人里から遠く離れたジャングルの奥地にあるオコヤの森。ポケモンの楽園であるこの森で、少年のココは、幻のポケモンのザルードにポケモンとして育てられてきた。自分のことをポケモンであると信じて疑わないココだが、人間のサトシと、ピカチュウに出会い……

3位『映画 えんとつ町のプペル』

『映画 えんとつ町のプペル』は土日2日間で動員11万5400人、興収1億6500万円をあげて先週4位から3位に順位を上げました。

キングコングの西野亮廣が手がけた同名ベストセラー絵本を、西野自らが製作総指揮・脚本を手がけてアニメ映画化した本作。監督は廣田裕介、制作はSTUDIO4℃です。声の出演は窪田正孝、芦田愛菜、立川志の輔、小池栄子ら。

煙に覆われた“えんとつ町”を舞台に、“星”の存在を信じる少年ルビッチとゴミから生まれたゴミ人間プペルが繰り広げる大冒険を描きます。

煙突だらけの“えんとつ町”では、街中のそこかしこから煙が上がっていて、空は黒い煙に満ちている。 親を亡くした少年ルビッチをはじめ、住民たちは青い空も、輝く星も知らなかった。ハロウィンの夜、そんなルビッチのもとにゴミ人間のプペルが姿を現した。

2位『新解釈・三國志』

『新解釈・三國志』は、土日2日間で動員18万7000人、興収2億5800万円をあげて先週3位から2位に。累計では動員227万人、興収30億円を突破しています。

福田雄一が脚本・監督を務める本作には、主演の大泉洋をはじめ、賀来賢人、橋本環奈、ムロツヨシら福田組オールスターキャストが集結。さらにストーリーテラーとして作品を盛り上げる語り部役に西田敏行。主題歌は福山雅治が担当しています。

今から1800年前、中国統一に燃える魏・蜀・呉の三国が戦いを繰り広げていた。怯える民のために立ち上がったのは、のちに英雄と讃えられる蜀の劉備。彼は呉と手を組み、3万の軍を率いて圧倒的な兵力差のある80万の魏軍と“赤壁の戦い”を繰り広げる。

1位『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』

10月16日に封切られ公開12週目に入った『鬼滅の刃』。

土日2日間で動員42万5000人、興収6億7800万円をあげて12週連続首位に記録を伸ばしました。累計では動員2548万人、興収346億円を突破しています。

アニメ最終話に続く舞台“無限列車”で繰り広げられる炭治郎やその仲間たちと鬼の攻防戦を描く本作。TVアニメ版から続投の花江夏樹、鬼頭明里、下野紘、平川大輔ら豪華声優陣が出演。監督も引き続き、外崎春雄が務めています。

蝶屋敷での修業を終えた炭治郎、善逸、伊之助。彼ら一行は禰豆子を連れ、短期間に40人以上が行方不明になっているという“無限列車”に到着する。そこで、鬼殺隊最強の剣士“柱”のひとり煉獄杏寿郎と合流した炭治郎らは、無限列車に巣くう鬼に立ち向かう。

全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ 1/2-1/3)

1位『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』
2位『新解釈・三國志』
3位『映画 えんとつ町のプペル』
4位『劇場版ポケットモンスター ココ』
5位『約束のネバーランド』
6位『STAND BY ME ドラえもん2』
7位『新感染半島 ファイナル・ステージ』
8位『ワンダーウーマン 1984』
9位『天外者』
10位『劇場短編 仮面ライダーセイバー/劇場版 仮面ライダーゼロワン』

今週末は『おとなの事情 スマホをのぞいたら』『銀魂 THE FINAL』『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き あるがままに、水と大地のネコ家族』『劇場版 美少女戦士セーラームーン Eternal 前編』『大コメ騒動』などが封切られる予定です。