レナウンのロゴ(当社撮影)

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 10月30日に再生手続き廃止決定を受けていた(株)レナウン(TDB企業コード:986378664、資本金184億7106万460円、東京都江東区有明3-6-11、代表毛利憲司氏)は、11月27日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。
破産管財人は永沢徹弁護士(東京都中央区日本橋3-3-4、永沢総合法律事務所、電話03-3273-1800)。

 当社は5月15日に東京地裁より民事再生手続き開始決定を受け、8月21日に小泉グループの事業会社である小泉アパレル(株)(TDB企業コード:581705291、資本金1億円、大阪市中央区備後町3-1-8、代表海原耕司氏)および(株)オッジ・インターナショナル(TDB企業コード:581248728、資本金3000万円、大阪市中央区備後町3-1-6、代表辰己貴義氏)との間で事業譲渡契約を締結した。

 9月30日に「SIMPLE LIFE(シンプルライフ)」および「element of SIMPLE LIFE(エレメントオブシンプルライフ)」事業を小泉アパレル(株)、「Aquascutum(アクアスキュータム)」および「D'URBAN(ダーバン)」、「STUDIO by D'URBAN(スタジオバイダーバン)」事業を(株)オッジ・インターナショナルへ譲渡。その後、10月30日までに事業譲渡の対象外となったブランド事業の店舗、売り場の閉鎖を完了し、従前からの清算の方針の一環のなかで、今回の措置となった。

 負債は、民事再生法申請時点で約138億7900万円であったが、事業譲渡により、破産手続き開始決定時点での負債は約93億6000万円が見込まれる。なお変動する可能性がある。