横断歩道の「一時停止率」ワーストから劇的改善 ドライバーの意識を変えた三重県の秘策とは
[ドデスカ - 名古屋テレビ] 2020年10月26日の放送では、信号機のない横断歩道での車の一時停止率を大幅に改善した三重県の取り組みを紹介していました。
信号機のない横断歩道で歩行者が立っている場合に、車が一時停止する割合を日本自動車連盟(JAF)が19年に調査したところ、47都道府県中、最も停止しない県は三重県。その停止率はわずか3.4%。この低さは、1位の長野県68.6%と比べれば一目瞭然です。
しかし、今年は、一時停止率が27.1%と大幅に改善され、順位もワーストから14位にランクアップしました。では、どうやって三重県は停止率をアップさせたのでしょう?
三重県でいったい何があったのか(画像はイメージ)
「まもってくれてありがとう運動」
三重県が取り入れた秘策とは、「まもってくれてありがとう運動」。一時停止した車に対して、会釈や「ありがとう」とあいさつすることを促す運動です。
津市内では5年前から行っていたそうですが、三重県交通安全協会によると、一時停止率が全国ワーストになったことを受け、19年11月から県内各地で強化するようになったそうです。
信号機のない横断歩道で車が一時停止するのは、交通ルールとして守らなければいけないことなのに、守れてない人がこんなに多いとは...。
それにしても、昨年の3.4%は低すぎましたね。車を運転するときこそ、心に余裕を持ちたいものです。
ライター:iwatami