日本ハム時代の大谷翔平【写真:田口有史】

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国内最速は大谷翔平の165キロ、2位はビエイラの163キロ

 阪神の藤浪晋太郎投手が13日、ナゴヤドームでの中日戦で自己最速を更新する161キロをマークした。2点ビハインドの7回にマウンドに上がると、アルモンテに対しての4球目に161キロを記録した。

 先頭の大島に対しての2球目に159キロをマークすると、続く3球目は160キロ。4球目の158キロで遊ゴロに打ち取ると、続く京田は159キロで遊ゴロに。2死として、アルモンテを打席に迎えた。

 カットボールを3球続けて1ボール2ストライクとなると、4球目に投じた渾身のストレートで161キロをマーク。わずかにアウトコースに外れてボールとなったものの、ビジョンに球速が表示されるとスタンドのファンからはどよめきが起こり、最後はカットボールで空振り三振に仕留めた。

 161キロは阪神の球団最速タイ記録で2017年のラファエル・ドリス(現ブルージェイズ)、そして今季のロベルト・スアレスに続く3人目の記録で、3人の他に、日本人では由規(現楽天)、ソフトバンク・千賀滉大、DeNA・国吉佑樹が記録している。

 これを上回るのは、国内最速記録となる大谷翔平(現エンゼルス)が日本ハム時代にマークした165キロ、そして巨人のチアゴ・ビエイラが今季マークした163キロが続き、元巨人のマーク・クルーンとアルキメデス・カミネロ、西武のリード・ギャレットは162キロを記録している。(Full-Count編集部)