松岡茉優が三浦さん偲ぶ…信頼関係築いた2人のPR動画が反響

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俳優・三浦春馬さん(享年30)の出演する『おカネの切れ目が恋のはじまり』(TBS系)が放送されると決定した。

松岡茉優(25)主演で、三浦さんはお金の使い方にこだわる主人公・九鬼玲子の相手役。浪費癖のある同僚・猿渡慶太を演じた。

公式サイトによると三浦さんの代役は立てず、台本を書き直して撮影を続けるという。全4話完結で、9月15日にスタートする。

各メディアによると、三浦さんは7月18日の亡くなる前日まで撮影に参加していたという。三浦さんの最後の共演者だった松岡は、8月2日に『松岡茉優 マチネのまえに』(TBSラジオ)でドラマへの思いを明かした。

「もう2週間ちょっと経ちますが、とても悲しいことがありました」と切り出した松岡。三浦さんについて「相手役としてお芝居を受けていた身として、あの素晴らしい猿渡慶太を皆さまに見てほしい」「本当に素晴らしいあのお芝居を見てほしい」と偲んだ。

また三浦さんの死で胸を痛めている人々に向けて、「(ドラマの視聴を)ご無理なさらないでください」とも気遣った。

そのうえで、撮影当初からの変わらない思いとして「ドラマを皆様に楽しんでもらいたい」と気丈にアピールした。

「このドラマは松岡さんの了承がなければ、お蔵入りになっていたといいます。

松岡さんは高い演技力が評価され、今や主演クラスの女優です。しかしその分、苦労も味わってきました。主演女優賞を受賞した『蜜蜂と遠雷』の授賞式では、出会いと別れを繰り返す作品作りを“一期一会”と表していました。このドラマについても悔いが残らないよう、続行の決断を下したのでしょう」(テレビ局関係者)

そんななか、7月13日に公開されたドラマのPR動画が注目されている。現在480万回以上再生され、貴重な2人の対談を見ることができる。

「どんなことが起こっても前向きに捉えてくれる」と、三浦さんの頼もしさを明かした松岡。いっぽう「セリフを失敗したらとか、常に一番最悪なことを考えている」と、自身のネガティブな一面も告白。すると三浦さんは「だからいつも動じないんだ」「職人気質」と松岡を讃えていた。

「三浦さんは努力家であるいっぽう、共演者への気配りは欠かさなかったといいます。明るくオープンに振る舞い、撮影現場を和ませていました。チームのモチベーションを高めることも考えていたようです。

このドラマでも、初共演の松岡さんと積極的にアイデア交換をしていたそうです。約1カ月という短期間でしたが、しっかり信頼関係を築いていたのでしょう」(制作関係者)

三浦さんの最後の作品が放送されることに、感謝の声が広がっている。

《松岡さん、本当にありがとうございます。松岡さんの気持ちがとても重要でとても心配でした》
松岡茉優さん とても優しく温かいメッセージ 本当にありがとうございます。皆さんが心を込めて届けて下さるカネ恋を、精一杯応援させてください!!!》
《TBSさん、キャストの皆様、関わる沢山の関係者様に本当に感謝です そして、主演の松岡茉優ちゃん、本当にありがとうございます》