先発した西武のザック・ニール【写真:福谷佑介】

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昨年4月9日の楽天戦以来の黒星で、登板22試合ぶりの敗戦に

■ソフトバンク 5-4 西武(31日・PayPayドーム)

 西武のザック・ニール投手の連勝記録がついにストップした。31日、敵地PayPayドームでのソフトバンク戦。今季7試合目の先発マウンドに上がった右腕は6回5失点で降板。チームは敗れ、連勝記録は13で止まり、登板22試合ぶりに黒星を喫した。

 3回に3点のリードを貰ったニールだったが、その裏にソフトバンク打線につかまった。1死から甲斐に内野安打を許すと、周東に中前安打で繋がれ、今宮には中堅フェンス直撃の2点適時三塁打を許した。さらに柳田に四球で繋がれ、中村晃、栗原に連続適時打を浴びて、この回4失点。逆転を許した。

 6回にはスパンジェンバーグが5号ソロを放って同点に追いついたが、その裏、明石に勝ち越しソロを被弾。6回5失点で降板した。西武は終盤、ソフトバンクのリリーフ陣の前に反撃できずに敗戦。ニールは昨年4月9日の楽天戦以来となる黒星を喫し、479日ぶりの敗戦となった。

 ソフトバンクは先発の東浜が3回に山川、中村に本塁打を浴びたものの、6回途中3失点と力投。6回裏に明石のソロで勝ち越すと、高橋礼、モイネロ、森のリレーで逃げ切った。ニールの不敗神話を打ち破り、7月を白星で締めくくった。(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)