「簡単ビシソワーズ」/料理:藤井恵 撮影:木村拓

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暑い日が続くと、どんな汁ものを用意すべきか迷ってしまうもの。熱いみそ汁を用意しても、「暑いからいらない」なんて言われてしまうかも…。そこで今回は、夏でもサラッと飲める冷製スープ5選をご紹介します。ひんやりと冷たいスープを作って、のどごしを堪能してみてはいかがでしょう?

【画像を見る】吸いもの風の汁でさっと煮た「ねばねば冷製スープ」

■簡単ビシソワーズ

【材料・2人分】

なめらかマッシュポテト (材料は約450g分) (じゃがいも 4個、牛乳 1と1/2カップ、にんにく 2片、塩、こしょう、バター)、牛乳 1カップ、あれば生クリーム 大さじ3、パセリのみじん切り 少々、塩、こしょう

【作り方】

1. なめらかマッシュポテトを作る。じゃがいもは皮をよく洗って軽く水をきる。にんにくは半分に切って芯(しん)を除く。じゃがいもとにんにくをすべてまとめてラップで包み、電子レンジで約9分加熱し、上下を返してさらに約9分加熱する。

2. 粗熱がとれたら、じゃがいもは皮をむき、にんにくとともにボウルに入れ、すりこ木でなめらかにつぶす。

3. 鍋に牛乳、塩小さじ1、こしょう少々を入れて火にかけ、煮立ったら2を加えて混ぜる。2〜3分煮て、木べらで持ち上げられるかたさになったら火を止め、バター15gを加えて混ぜる。器に盛り、好みでこしょうをふっても。つぶしたじゃがいもが温かいうちに、煮立った牛乳に混ぜると、味がなじみやすい。

●冷凍庫で1カ月は保存できる。薄く広げて冷凍用保存袋に入れると、冷凍や解凍が短時間でできる。

4. 簡単ビシソワーズを作る。マッシュポテト、牛乳、生クリームと、塩、こしょう各少々をなめらかになるまで混ぜ合わせ、器に盛ってパセリをふる。

※電子レンジを使う場合は500Wのものを基準としています。600Wなら0.8倍、700Wなら0.7倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。

(290Kcal、塩分1.5g)

電子レンジで手軽に作れる冷製のじゃがいもスープ。まずはじゃがいもをつぶし、温かいうちに煮立った牛乳に混ぜて味をなじませます。マッシュポテトができたら、牛乳や生クリームを加えてなめらかになるまで混ぜ合わせましょう。

■ねばねば冷製スープ

シャキシャキとした食感がたまらない、めかぶと長いものスープです。めかぶは菜箸でよくかき回すと、とろみが増しておいしく仕上がるはず。

■おろしトマトの冷製スープ

皮をむいたトマトをすりおろし、調味料と合わせればあっという間に完成。スペインなどで飲まれている冷製スープ「ガスパチョ」を手軽に楽しめます。

■アボカドの冷製スープ

ミキサーがない場合はフォークで代用可能! アボカドをフォークの背でなめらかにつぶしたら、豆乳を少しずつ入れてのばし、調味料を加えましょう。

■なすとごまの冷製ポタージュ

フードプロセッサーを使うことで、手間なく食材がなめらかに。冷蔵庫に入れて冷やしたらレモン汁をかけて召し上がれ。

今回は和風の汁ものからポタージュ状のスープまで、多彩なメニューを取り上げてきました。レシピを参考にして、毎日の献立にバリエーションをもたせてみてはいかが?