1986年7月1日、レンズ付きフィルム「写ルンです」が発売されました:今日は何の日?

出先で気軽に購入でき、そのまま撮影できるという画期的な商品として登場したのが「写ルンです」。

この手軽なレンズ付きフィルムが発売されたのが、1986年の今日です。

使い方は簡単で、巻き上げてシャッターを押すだけ。フィルムの装填もピント調整もいりませんし、全枚数撮影し終わればカメラごと現像に出せるので、フィルムの取り出しすら不要です。凝った写真は撮れませんが、シャッターボタンを押すだけでいいという手軽さが受け、写真をより身近なものとしてくれました。

駅の売店、観光地などでは必ずといっていいほど売られていたのを、懐かしく思い出す人も多いのでは。自動販売機もありましたね。

1987年にはフラッシュ内蔵モデルとなる「写ルンです フラッシュ」が登場したほか、その後も派生品が登場し、望遠やパノラマ、防水といったモデルが発売されました。

特許庁のサイトに、写ルンですに関する記事があったので、紹介しておきます。

特許庁

なお、2016年には発売30周年として、着せ替えカバーやストラップ、小冊子がセットになったアニバーサリーキットを発売。5万本を予定していたものですが、予想以上に人気だったようで、第2弾まで発売されました。

7月1日のおもなできごと

1979年、ソニーが初代ウォークマン「TPS-L2」を発売
1986年、富士フイルムがレンズ付きフィルム「写ルンです」を発売
1990年、ソニーが電子ブックプレーヤー「DATA Discman DD-1」を発売
1995年、NTTパーソナルがPHSサービスを開始
1997年、亜土電子工業が三菱電機の薄型デジカメ「DJ-1000」を発売

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