日本は「世界有数の先進国」 新助っ人Jリーガーが絶賛「最高の治安と優れた文化」
今季仙台加入のゲデスを襲った二つのハプニング、「複雑な状況だった」と吐露
今季からJ1ベガルタ仙台に加入したポルトガル人FWアレクサンドレ・ゲデスは、シーズン開幕前に負傷離脱し、新型コロナウイルス騒動に直面したなか、「日本に来たことを後悔したことは一度もない」と明かしている。
ポルトガル紙「A BOLA」が伝えた。
現在26歳のゲデスはポルトガルの世代別代表を経験し、2013年にはU-19欧州選手権で得点王に輝いた。スポルティングB、レウス、CDアヴェスなどを経て、2018年からヴィトーリアSCでプレー。そして今年1月6日、仙台移籍が決定し、公式サイトを通じて「加入することが決まり、とてもうれしく思います。仙台のために全力で戦い、新しいチャレンジの成功を目指します」と抱負を語っていた。
そんなゲデスを二つのハプニングが襲った。負傷とコロナ禍だ。1月24日の練習試合のウォーミングアップ時、ゲデスは右足首の靭帯損傷で全治約8週間の負傷。その後、シーズンが開幕するも、新型コロナウイルスの影響で直後に中断が決まった。
母国紙から「不運だったか?」と問われたゲデスは「非常に複雑な状況だった」と吐露。「日本に来て怪我をして、最初の2試合は欠場した。ようやくプレーの準備ができた時、ウイルスの感染拡大によりJリーグは中断した」と振り返っている。
そのなかで日本移籍を後悔しているかとの質問が飛び、ゲデスは「自分が望んでいると確信していなければ、行くという決断はしない」と断言。「多くの国からオファーを受けたなか、もちろん金銭面もあったが、決してそれだけではない」と続け、さらに移籍の理由を口にした。
「日本は世界有数の先進国であり、最高の治安と優れた文化がある。ここに来たことを後悔したことは一度もない」
新型コロナウイルスで中断していたシーズンの再開が決まり、6月27日からJ2とJ3リーグ、7月4日からJ1リーグが無観客試合で始まる。新天地で活躍が期待されるゲデスのプレーに注目が集まりそうだ。(Football ZONE web編集部)