移籍か残留か…ヴェルナーについてナーゲルスマン「彼を行動で説得するしかない」
RBライプツィヒのユリアン・ナーゲルスマン監督が、ビッグクラブ移籍の噂が絶えないドイツ代表FWティモ・ヴェルナー(24)の去就について言及した。
今シーズンここまで公式戦39試合で30ゴール12アシストと、素晴らしい活躍を見せているヴェルナー。5300万ポンド(70億円)の契約解除条項があると報道されているヴェルナーは、リバプールやマンチェスター・ユナイテッド、バイエルンなどが獲得に興味を示す人気銘柄となっている。
今シーズンここまで公式戦39試合で30ゴール12アシストと、素晴らしい活躍を見せているヴェルナー。5300万ポンド(70億円)の契約解除条項があると報道されているヴェルナーは、リバプールやマンチェスター・ユナイテッド、バイエルンなどが獲得に興味を示す人気銘柄となっている。
ヴェルナー擁するライプツィヒは、1日にケルンとの試合を控えているが、ナーゲルスマン監督が前日会見でヴェルナーに言及。残留を希望しているものの、決定権は自分にはないと認めた。
「もちろん彼と会話することはあるが、移籍について最近彼とは話していない」
「彼は今シーズン30ゴール以上を決めている。我々としては残って欲しいと思っていると言う他ないだろう。類稀なクオリティだ」
「来シーズン彼が退団してしまったとしたら、チームには大きな穴が開くだろう。バイエルンがレヴァンドフスキを失うようなものだ。(その場合)バイエルンで『やったぞ!』と叫ぶ人はいないと思うし、そうなればチームとして明らかに弱体化する。我々にとっても同じ状況だ」
「我々が彼に残って欲しいと思うのは至って自然なことだと思う。彼の契約には、ある時点から契約解除条項が付く。それがいつなのか、正直私には分からない。どこかのクラブが来て、彼が契約を結んでしまえば、それだけだ」
また、ナーゲルスマン監督はヴェルナー本人がこのクラブで成長できないと感じたなら退団はやむを得ないとしつつも、ライプツィヒでこそ彼が最大限成長できるとの考えを述べた。
「移籍について我々ができることは元から何もない。彼はライプツィヒで何ができるかを知っているし、私が彼に何ができるかも知っている。そして私も彼が何をできるかを知っている」
「私は(ダヨ・)ウパメカノと同じように、彼が全試合で先発起用されるし、通常通りに進めばほとんどの試合にフル出場し続けられるということを示している」
「ここでは彼自身を成長させるチャンスを多く手にできるし、成長させるのが私のやるべき仕事だ。彼にそのことを毎日言ったとしても、残留してくれるかは分からない。私は行動で彼にそれを示しているつもりだ」
「選手は自分が成長していると感じなければいけないし、そうでないなら私がここに残ってくれと言い続けたところで意味はないだろう。結局のところこれは彼の人生であり、キャリアだ。彼自身が決めることだ」
「我々はすでに去年このことについて話し合いをしているし、今年の冬にもしたし、今もそうだ。彼がどう思っているかも知っているし、何についても彼の意見を伝えてある」
「ティモに何か新しく言ってあげられることは思い浮かばない。だから彼を行動で説得するしかないし、結局はどうしたいかは彼が知っていることだ」