津田健次郎にとってカスティエルの好きな点とは?『SUPERNATURAL』声優インタビュー【2】
今年15シーズンをもってついに完結となる大人気ドラマ『SUPERNATURAL/スーパーナチュラル』。それに向けてワーナー・ブラザース テレビジョン&ホームエンターテイメントで行われている豪華なファイナル・プロジェクトの一環として、先月スタートした声優たちのスペシャルインタビュー連載。前回のサム・ウィンチェスター役の内田夕夜に続き、第2回となる今回はカスティエル役の津田健次郎のインタビューをお届け! 途中参加とは思えない存在感で欠かせない存在となったカスティエルを演じてきた彼が語る、現在の心境、役の好きなところ、お気に入りのエピソード、そして理想のラストとは?
――第4シーズンから吹き替えを担当されていますが、最後のシーズンの吹替え収録に入った今、どのようなお気持ちですか?
長い期間『SUPERNATURAL』に参加し続けることができて、カスティエルを演じることができて光栄です。最後のシーズンになってしまったことはとても残念ですが、完結するところまで関わることができて幸せです。
――長年にわたって演じてきたカスティエルというキャラクターは、どのような存在になりましたか?
渋くてキュートな、『SUPERNATURAL』の天使のような存在です。あ、天使なんですが(笑)
――最初の頃のシーズンと現在とを比べて、演技に変化はありますか?
初期よりも、より人間臭くなってきてる気がします。とはいえ相変わらず淡々としてますが(笑)
――カスティエルはウィンチェスター兄弟に負けない人気を誇ってきました。また、地上に降りてきた天使として、成長というか様々な変化がありましたが、演じる上で印象に残っていることを教えてください。
感情の起伏があまりないので淡々と演じるのですが、淡々とし過ぎてもつまらないなぁなんて思っていました。兄弟との友情を描くシーンや、天然を発揮しているシーンは演じていて楽しかったです。
――『SUPERNATURAL』はファンに支えられ続けてきたドラマですね。そんなファンとの関係についてはどう思われますか?
ファンの皆さまが番組を支え、スタッフやキャストが皆さまの期待に応える。とても理想的な形ですね。
――これまでのシーズンで印象深かったエピソードを教えてください。
初期の頃、カスティエルの器の人物の哀しいドラマがとても印象深いです。
――それぞれのキャラクターに気持ちを伝えられるとしたら、どんなことを伝えたいですか?
これはキャストさん、スタッフさん、皆さんに伝えたいことですが、本当にお疲れさまでした。『SUPERNATURAL』に出会えて良かった。
――カスティエルの特に好きなところは?
困った顔。ミシャ(・コリンズ)さんの困った顔とずっと対峙していた気がします。あの困った顔を見られなくなるのは寂しいです。
――ご自身が考える、「こんな結末が良いと思う」という理想的なラストは?
ハッピーエンド。とにかくみんな救われてハッピーになって終わってほしいです。
――『SUPERNATURAL』のファンにメッセージをお願いします。
最後のシーズンになってしまったのはとても寂しいですが、一話一話、一言一言を大切に演じていきたいと思います。最後のシーズン、そして『SUPERNATURAL』をこれからも宜しくお願いします。
いかがだったろうか? このインタビュー連載は毎月掲載予定で、次回は4月末に内山昂輝(ジャック役)のインタビューが更新予定。お楽しみに!
また、津田のインタビューと合わせて、カスティエル役のミシャ・コリンズが登場するインタビュー動画も公開された。約7分にわたるロングインタビューの中で、最終シーズンにどのように望んでいるかや、『SUPERNATURAL』が彼に与えた影響、印象に残っているエピソード、カスティエル愛用のトレンチコートに隠された裏話、サム&ディーン役のジャレッド・パダレッキ、ジェンセン・アクレスとのこぼれ話など、様々なことについて語ってくれている。ラストには日本のファンへ向けたミシャからのメッセージもあるので、最後までお見逃しなく!
完結に向けて1月にオープンした今すぐチェック!
Photo:
『SUPERNATURAL』津田健次郎&ミシャ・コリンズ
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