中条あやみが主演を務める映画『水上のフライト』の公開日が6月12日(金)に決定。杉野遥亮、大塚寧々、小澤征悦ら追加キャストが発表された。

本作の始まりは、映画『超高速!参勤交代』シリーズなどの脚本を手掛ける土橋章宏が、自ら描きたいと強く熱望し、企画・脚本をTSUTAYA CREATORS’PROGRAMに応募。審査員特別賞受賞作品となった「水上のフライト」が映画化。実在するパラカヌー日本代表選手・瀬立モニカとの交流を通じ、土橋が作り上げたオリジナルストーリー。

不慮の事故で歩けなくなってしまったヒロイン・遥役を中条あやみが演じる。カヌー、走高跳などの難演技に挑む。主人公・遥を裏方で支える仲間・颯太役に杉野遥亮、心配しながらも温かいまなざしで包み込む母・郁子役に大塚寧々、父親代わりに厳しく熱く導いていくコーチの宮本役に小澤征悦が扮するほか、共演に高月彩良、冨手麻妙らが名を連ねる。監督を、『キセキ ーあの日のソビトー』の兼重淳が務める。

杉野遥亮 コメント

加賀颯太を演じました杉野遥亮です。

パラスポーツを通した人と人のドラマ。皆さん、想像したことがありますでしょうか。この作品に携わる中で、想像以上のドラマを僕は見つけました。

完成した作品を見終わった時にもジワっと広がる優しさと興奮が入り混じった1つではない感情が沸きました。兼重監督の紡ぐふとした優しい世界が胸を打つ映画になっていると思います。また『キセキ ーあの日のソビトー』以来の兼重監督とのセッションは僕の自慢です。

大塚寧々 コメント

事故にあい、歩くことが出来なくなった娘を
まわりの方が温かく優しい気持ちで見守ってくださいました。
そして、つらくても前を向く娘の姿に何度涙が出てきたことでしょう。
心動かされる作品だと思います。

小澤征悦 コメント

「川面を走る風になれ遥!」自分が演じさせてもらったカヌーコーチ宮本が、中条あやみさん演じる、不慮の事故で下半身に障害を抱えてしまった遥に対して発したセリフです。

光を浴びてキラキラ光る川面を、水を切って風のように進むカヌーは、まるで大空を自由に飛び回る水鳥のように、孤独で美しく、優雅で力強く、そして命そのもののように、輝いて見えました。

人が人を想う優しさ、生きることの大切さを教えてもらえた映画でした。

映画『水上のフライト』は6月12日(金)より全国公開

(C)2020 映画「水上のフライト」製作委員会

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