映画『AI崩壊』初日舞台挨拶が31日、都内・新宿ピカデリーにて行われ、大沢たかお、賀来賢人、岩田剛典、広瀬アリス、入江悠監督が登壇した。

本作は、『22年目の告白 −私が殺人犯です−』の入江悠監督と北島直明プロデューサーが再びタッグを組む超大型プロジェクト。AI(=人工知能)が国民の生活を支える存在となった2030年という未来の日本を舞台に、全ての国民のライフラインとして必要不可欠となったAIが突如として暴走、日本中を巻き込んだ、想像を絶する大惨事が発生するさまを描く。主演に大沢たかお、共演に賀来賢人、岩田剛典、広瀬アリス、三浦友和、芦名星、玉城ティナ、郄嶋政宏、松嶋菜々子らが名を連ねる。

突如として暴走したAI、開発者でありテロリストとして追われてしまう主人公を演じた大沢。街中で繰り広げられる逃走劇に、体当たりで挑んだ大沢に対し、賀来は「本当に僕は走らなかったので、申し訳なさと…完成した作品を観て『こんな走っていたんだ!』と。それがこの映画のリアリティを物語っていて、すごく素敵でした!」とコメント。岩田も「僕とかっくんは『AI崩壊』インドア部だったので(笑)走るどころかあまり歩いてすらいない役柄でした。静と動のコントラスト、映画としての迫力にびっくりしました!」と明かした。

また、逃げる大沢を追う役どころを演じた広瀬は、「(走る大沢が)本当に速くて!『ここではちゃんと映っていてください!』っていうところにギリギリ映ることができなくて…2テイクぐらい重ねてしまって、その分走らせてしまい申し訳ない気持ちです」と反省している様子。大沢は「(広瀬が)バスケをやっていたから本当に速いんです!必死に逃げていました。この作品の良いところは、みんな手を抜かないところ。僕は広瀬さんから必死に逃げていて、もしかしたら走りすぎてしまったのかもしてない(笑)」と撮影を振り返った。

そんな大沢との共演に、賀来は「現場にいらっしゃるだけで本当に安心感のある方。現場の空気を作ってくださいますし、『大沢さんについていけば安心だ』という安心感がありました。本当について行きたくなる背中。すごく助けていただきました!包容力のある兄貴です」と語る。

岩田は「大沢さんが現場にいてくださるだけで安心・大丈夫だと思える現場でした」と話し、大沢の誘いで賀来を含め3人で食事に行ったことを明かし「現場でもそうですが、キャスト・スタッフ分け隔てなくコミュニケーションを取ってくださって、現場の士気を底上げしてくださる方なので本当に安心感のある現場でしたね」と笑顔をのぞかせた。

大沢・賀来・岩田3人の食事の場では、大沢が「ちょっと店のとり方を間違えちゃって…個室だと思ったら相席になってしまって(笑)僕がちょっと遅れて行ったら団体客のところに2人が座ってて」と裏話を披露。

会場がざわつく中、大沢は続けて「一般の女性の方や団体の方がいる中、いちばん端っこにかっくんと岩田くんが座ってて」と当時を振り返りつつ、「それでも3人で集中して『どうやったらこの映画が良くなっていくか』を話して、2人が本当に頼もしくて嬉しくて。広瀬さんはじめいろんな番組に出てくれているキャストの皆さんに感謝しかないです」と胸の内を綴った。

映画『AI崩壊』は全国公開中

(C)2019映画「AI崩壊」製作委員会

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