フリオ・セハに8回TKO勝ちしたギジェルモ・リゴンドー(左)【写真:AP】

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38歳レジェンドが復帰2連勝「リゴンドーが戻ってきた」

 ボクシングのWBC世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦は23日(日本時間24日)、ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)がフリオ・セハ(メキシコ)に8回TKO勝ち。最後は鮮烈な左フックでキャンバスに沈め、健在を高らかにアピールした。実際の瞬間を米興行大手が動画付きで公開し、海外ファンに「なんてKOだ!」「凄いパンチだ」と興奮を呼んでいる。

 アマ史上最大のレジェンドは健在だった。8回終了間際だ。リゴンドーは細かいジャブを打ち、一瞬の間を作ると次の瞬間だ。鮮烈な左フックを放ち、完璧に右顎を捉えた。セハはそのまま膝の力が抜けたように崩れ、背中からキャンバスに倒れた。そのままレフェリーが試合を止め、TKO勝ち。鮮烈なインパクトを残し、勝ち名乗りを上げた。

 米興行大手「PBC」は「リゴンドーがセハの顎に強烈な左をお見舞いし、試合は8ラウンドで終了」とつづり、公式ツイッターとインスタグラムに動画付きで公開。目の当たりにしたファンも喝采を上げている。

「リゴの素晴らしいパンチ」
「ギジェルモ・リゴンドーの素晴らしいカムバック勝利」
「セハは思っていたよりも良い試合をした」
「素晴らしい試合」
「リゴンドーが戻ってきた」
「なんてKOだ!」
「凄いパンチだ」

 コメント欄ではこのように反響を呼んでいた。17年12月にワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)に敗れた後、1年以上を経て、今年1月にカムバック。これで2連勝となった。アマ時代に五輪連覇したレジェンドは38歳。しかし、この強さならもう一花咲かす姿を期待したくなる。(THE ANSWER編集部)