【ファンキー通信】いつでも手軽に、エロが持ち運べる!?

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 世界中の情報を簡単に得ることができてしまうインターネット。もうインターネットがない生活なんて考えられないですよね。でも、便利な反面、アダルトサイトや有害情報にも簡単にアクセスできてしまうので、子どもがいると気が気じゃなかったりします。そんなときは有害サイトにアクセスできないように、専用のソフトをパソコンに入れたりするわけですが、実は最近、新たな問題が浮上してきているというのです。

 英国のサーフコントロール社によると、動画に対応する「iPod」や「プレイステーション・ポータブル」(以下、PSP)の普及によって、子どもたちが成人向けコンテンツに接しやすくなっているとか。こうしたiPodなどでアダルト情報を楽しむ行為を「ポッドポルノ」、あるいは「ポルノキャスティング」というそうで、流行の兆しがあるというのです。

 でも、専用ソフトで閲覧できないようにすればいいのでは? と思ったりしますが、問題はそう簡単ではないそう。というのも、パソコンでは子どもを保護する機能やソフトを利用できるけれど、iPodなどはこれらに対応していないのだとか。しかも、PSPはパソコンがなくても直接インターネットに接続できるので、サーフコントロール社は保護者に向けて、一段と注意が必要だと警告しています。

 新しいデジタル商品やサービスが普及するときには、いわゆる「エロ」 がけん引役になったりします。iPodのヒットにもエロが大きく影響しているのでしょうか? そもそも、ポッドポルノって実際、どんなものなんでしょう? 気になりますね・・・。そこで、社会勉強のためにちょっとダウンロードしてみることに。

 さっそくiTunes Music Storeで「ポッドポルノ」を探してみたのですが、見つかりません。かろうじてAV女優の南波杏さんのポッドキャスティングを発見したのですが、語り口はソフトだし、ポッドポルノとは言えそうもない。さらに「メイドキャスター・ミンミンのアダルト情報局」というコンテンツもあったのですが、こちらは音声のみ。

 う〜ん、どうやらこの分野、海外で進んでいるよう。例えば、かの有名な『プレイボーイ』のサイトからは、一糸まとわぬ姿の美女たちによる、エロジョークがダウンロードできます。

 どこでも音楽や動画などが楽しめるというのが、iPodやPSPの魅力。そしらぬ顔してiPodで音楽を楽しんでいるように見える人も、実はポッドポルノを楽しんでいるのかもしれませんよ。(梅中伸介/verb)