落語の世界から見る銭湯

銭湯といえば、いつの時代も地域の社交場。
古典落語の世界にも、銭湯が出てくる演目があるんです。その名も「湯屋番」!

江戸時代から続く古い話だそうで、今は少なくなった番台の様子や、着物で銭湯に来る人々の様子が描かれています。

あらすじ

主人公は、遊んでばかりで家を追い出された若旦那。働く気は全く無いが口は達者。
居候先の主人に仕事を紹介してもらい、銭湯(お湯屋)に奉公に出ることに。
下心丸出しの若旦那、さっそく番台に座って女湯を覗こうとするが……

 

湯屋番のストーリーを漫画でお届け!

この連載では「湯屋番」を漫画にしてお届けします!

落語は、落語家さんによって違う語り口になっているのも見どころのひとつ。
私が観たのは春風亭昇々さんの「湯屋番」です。
ひらすらポジティブに妄想を繰り広げる主人公や、そんな主人公を迷惑がりつつも面白がっている町民の方々の姿に、とても癒やされました。

この漫画は、春風亭昇々さんや、他の落語家さんの話などを参考にしながら描いています!
落語も漫画も初心者ではありますが、昔から人々の生活の一部として愛されている、銭湯の雰囲気をお伝えできればと思っています。