画像提供:有限会社 ア・ライブ システムズ

写真拡大

 男性用パンツの模様といえば、どんな柄を想像します? 彼やお父さんのパンツを思い浮かべてみると・・・ダントツで無地やチェックが多くありません? 毎日ちゃんと変えているんだかどうだかわからないほど、柄に変化はなし。そのくせ男性諸君はブラジャーとショーツの色がちょっと違うだけであーだこーだと文句を言います。下着にこだわるのは女性だけなんてなんだか悔しい! と声を荒げてしまうのは私だけでしょうか?

 とつい興奮してしまったものの、実は最近の男性用下着、侮ってはいけないみたい! 大手下着メーカーをはじめ数社で、デザインや性能にこだわった男性下着が続々と商品化されているのだ。トリンプ・インターナショナル・ジャパンの男性用下着ブランド「HOM」では、整形ボトムと題して男性用の体形補正パンツを販売。その他のメーカーからもガードル、美尻パンツと、もはや男性の下着に対する関心は女性並みになった!?

 なかでも“戦うパンツ”と称した、オシャレな柄のパンツをデザイン、販売しているボクサーパンツ専門店「animo」(アーニモ)の下着は、花柄や蝶々、国旗にハートまで柄のバリエーションはさまざま。ラメ加工されているゴージャスなものまであるというから驚きだ。1枚2800円のボクサーパンツは月に2000〜3000枚売れているという。名古屋に店舗をおき、通信販売も手掛けているanimoはいわば、オシャレパンツの発信地!?

 「若い方を中心に、上は50代まで幅広い年齢層の方にご購入いただいております。みなさん下着もファッションの一部だと考えているのではないでしょうか? 特に若い男性の格好はパンツが見えてしまうことも。見えるならオシャレな方がいいに決まっていますからね」

 そう語るのは同社取締役社長の橋本光弘氏。確かに、腰パン男性のパンツがダサかったらやっぱりゲンナリ。

 性能のよいパンツがこれからも続々と登場するはず。デザイン重視で行くか、性能で選ぶか。男性も、女性のようにこの究極の選択に悩まされる日が来るかも!? (平田桃子/verb)

animo通信販売
http://www.animo-web.com/