バルサMFコウチーニョ【写真:Getty Images】

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CLユナイテッド戦でダメ押しの3点目となるミドル弾をマーク

 バルセロナのブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョは、現地時間16日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第2戦マンチェスター・ユナイテッド戦(3-0)でダメ押しとなる3点目を決めた。

 ゴール後に見せた両耳を塞ぐセレブレーションが挑発的だと指摘する声もあるなか、チームメイトたちは「彼は世界クラスの選手だ」と称賛してコウチーニョを擁護している。スペイン紙「AS」が報じた。

 まさに圧巻ミドルだった。2-0で迎えた後半16分、ペナルティーアーク後方でボールを受けたコウチーニョは、カットインから右足を一閃。見事にコントロールされたミドルシュートがゴール右上隅に鮮やかに突き刺さり、勝負を決める3点目となった。

 問題はその直後だった。コウチーニョはスタンドに向かって目を閉じながら、人差し指で両耳をふさぐゴールセレブレーションを披露。この一連の行動が話題となっている。

 しかし、同僚のフランス代表DFクレマン・ラングレは「僕はセレブレーションについては気にしていない。重要なのはゴールだよ。コウチーニョは素晴らしい選手だし、思い通りにプレーすることができるんだ」とコウチーニョを擁護した。

 また、チームの主軸を務めるスペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツは「僕は何も見なかった。欲望と怒りを持ったセレブレーションをしたことは知っている。彼が多くの批判を受けていたことを考えると、重要なゴールだったんだ。彼は世界クラスの選手だよ」と述べ、コウチーニョを賞賛している。

 コウチーニョ自身はセレブレーションについてのコメントしていないが、それ以上に素晴らしいプレーを見せたことにチームメイトは感嘆しているようだ。(Football ZONE web編集部)