「リヴァプール、今季最も過小評価されている3人の実力者」
悲願のプレミアリーグ優勝を目指し、マンチェスター・シティと熾烈な争いを展開するリヴァプール。
ここでは、『sportskeeda』による「今季最も過小評価されているリヴァプール選手」を見てみよう。
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DFトレント・アレクサンダー=アーノルド
タイトル争いを展開するユルゲン・クロップのチームにおいて、アカデミー上がりの彼は紛れもない原動力になっている。
無尽蔵のエネルギーを持つ右サイドバックとして傑出したパフォーマンスを披露しているのだ。
ワトフォード戦での“アシストハットトリック”を含めて、今季リーグ戦で7アシストを記録。守備面においても、1試合平均2回のタックル、1.2回のインターセプションを記録している。
ディフェンダーではあるが、ジェイドン・サンチョら他のワンダーキッドたちと同等の賞賛を受けるべきだ。
残念なことに、左SBのアンドリュー・ロバートソンよりも人気で劣っているように見える。この相方はジョゼ・モウリーニョを含め多くの識者から絶賛されているのだ。
アレクサンダー=アーノルドは右サイドで同等のインパクトを放っていながら、同じような賞賛は得られていない。
FWロベルト・フィルミーノ
今シーズンは攻撃の大半がサディオ・マネとムハンマド・サラーによるものになっているのは確かだ。
2人がスポットライトを独占するなかで、フィルミーノは忘れられている。
このブラジル人は両雄ほど多くのゴールは決めていないかもしれない。だが、チームが彼を必要とした時にはいつでも貢献を果たしてきた。
プレミアリーグにおいて得点に絡んだ数はマネと同率なのだ。フィルミーノは完成されたFWでありながら利他的であり、より多くの賞賛を受けるべきである。
DFジョエル・マティプ
ファンとメディアはファン・ダイクの完璧な相棒になれるディフェンダーの必要性を訴えている。
だが、マティプは全力を賭しており、守備力上昇に大きく貢献している。
今季はリーグ最高レベルのタックルとインターセプションのスタッツを記録。ミスを犯すことは稀で、パス成功率も85%をマークしている。直近のセインツ戦では7度もエアデュエルに勝利した。
一貫してソリッドなパフォーマンスを見せているにもかかわらず、悲しいことに多くの人はマティプの重要性にいまだ気付いていない。