“ロボット漫才”は集客に貢献できる?
いまやデジタルサイネージを置く店は珍しくないが、足を止めて見てくれる人はまだ少ない。ロボットを置けば足止め効果にはなるが、現状のロボットでは人との一対一の意思疎通はまだスムーズにいかないのが実情だ。そこで今回はロボット2体を配置し、掛け合い漫才のような楽しい演出を工夫した。
羽根をパタパタさせながら来店者に「甘い物が好きか」とのロボピンの問いに来店者がマイクを通して答えると、あらかじめ用意してあるお勧め商品のコンテンツをデジタルサイネージ上に表示する。たわいもないやりとりだが、「人間にはできないことをロボットにやらせる」という狙いがある。
人の仕事をロボットに代替させて作業を効率化するのは一般的だが、今回はそうではない。例えば行き交う人に「昼ご飯を食べましたか」と販売員が尋ねるのは違和感があるが、ロボットならば答えやすい。「食べてない」という返答があれば「レストランを紹介しましょう」という流れになる。
ロボピンは体全体を使ったダイナミックな動きと、顔の発光ダイオード(LED)の色と連動した感情の表現が特徴。これまでの用途は受け付けでの応対やイベントでのプレゼンテーションが中心だった。今回の実演で効果が確認されれば店舗へと活躍の場が広がる。
