【ファンキー通信】オタク界が分裂! アナタの所属は?
書籍のベストセラーをきっかけに、テレビドラマに映画に舞台にとその人気が波及した「電車男」。「オタク」と呼ばれる人々が一躍脚光を浴び、社会現象にまでなっていますが、つい最近、このオタク市場を分析した、とってもユニークな調査結果が発表になったんです。
野村総合研究所が発表したマニア消費者層(オタク層)の実態とビジネス的価値に関する調査結果によれば、2004年のオタク市場規模はなんと4110億円! ちなみにここでいう「オタク層」の定義は「強くこだわりを持っている分野に趣味や余暇として使える金銭または時間のほとんどすべてを費やし(消費特性)、かつ、特有の心理特性を有する生活者」だそうです。
「コンテンツビジネスに関する調査・コンサルティングに取り組んでいる際に、特定の分野に非常こ強いこだわりを持っている人たち、いわゆるオタク層の影響力や市場規模が無視できないものになっているのではないか、という仮説が持ち上がったのです。そこで市場規模がどの程度あるのかを調べたのですが、その時点(2004年の春頃)でオタク市場についてきちんと調査したものはなかったんです。だったら自分たちで調査をしてみようと考えたのがこの調査をはじめたきっかけです。」(野村総合研究所・オタク市場予測チーム)
この調査でオタク層特有の消費行動・心理特性を分類した結果、オタク層の特徴を5つのタイプに分類できたという。しかも、その名称がとってもユニークなんです。家庭持ち仮面オタク、わが道を行くレガシーオタク、情報高感度マルチオタク、社交派強がりオタク、同人女子系オタクというのがその名称。タイプ別のネーミングもユニークなら、その説明もユニーク。「あー、いるよね」と思わず口に出してしまいそうなリアルなマニア消費者層(オタク層)描写です。
例えば社交派強がりオタクなら「ネットオークション、コミュニティーサイトが大好きで、2ちゃんねるのライトユーザーであるネット住人がその典型例」などと説明されています。タイプ別の詳しい説明はニュースリリースで報告されているので、ぜひとも確認してみて。
「企業の新たなビジネス活動や今後のマーケティング調査の役に立てばうれしいです。またこれから起業したいと考えている人にとっても新たなビジネスチャンスをつかむきっかけになってくれれば幸いですね」(同)
これまでマイナーな存在だった「オタク層」の文化。しかし企業も注目する一大市場となった今、これからの新たなブームやビジネスチャンスはオタク文化から続々と生まれるのかも!?(文/verb)
取材協力:株式会社野村総合研究所・オタク市場予測チーム
ニュースリリース:http://www.nri.co.jp/news/2005/051006_1.html
野村総合研究所が発表したマニア消費者層(オタク層)の実態とビジネス的価値に関する調査結果によれば、2004年のオタク市場規模はなんと4110億円! ちなみにここでいう「オタク層」の定義は「強くこだわりを持っている分野に趣味や余暇として使える金銭または時間のほとんどすべてを費やし(消費特性)、かつ、特有の心理特性を有する生活者」だそうです。
この調査でオタク層特有の消費行動・心理特性を分類した結果、オタク層の特徴を5つのタイプに分類できたという。しかも、その名称がとってもユニークなんです。家庭持ち仮面オタク、わが道を行くレガシーオタク、情報高感度マルチオタク、社交派強がりオタク、同人女子系オタクというのがその名称。タイプ別のネーミングもユニークなら、その説明もユニーク。「あー、いるよね」と思わず口に出してしまいそうなリアルなマニア消費者層(オタク層)描写です。
例えば社交派強がりオタクなら「ネットオークション、コミュニティーサイトが大好きで、2ちゃんねるのライトユーザーであるネット住人がその典型例」などと説明されています。タイプ別の詳しい説明はニュースリリースで報告されているので、ぜひとも確認してみて。
「企業の新たなビジネス活動や今後のマーケティング調査の役に立てばうれしいです。またこれから起業したいと考えている人にとっても新たなビジネスチャンスをつかむきっかけになってくれれば幸いですね」(同)
これまでマイナーな存在だった「オタク層」の文化。しかし企業も注目する一大市場となった今、これからの新たなブームやビジネスチャンスはオタク文化から続々と生まれるのかも!?(文/verb)
取材協力:株式会社野村総合研究所・オタク市場予測チーム
ニュースリリース:http://www.nri.co.jp/news/2005/051006_1.html