「高野山麓　ものしりクイズ」ウェブサイトより

高野山麓（和歌山県）に伝わる歴史や伝説などをクイズで楽しもうという「達人を目指してチャレンジ！　高野山麓　ものしりクイズ」がウェブ上に新設され、話題となっている。

いったい、どんなクイズなのか――。

「見習い」から始めて「達人」を目指そう


クイズ出題画面例（和歌山県伊都振興局資料より）

クイズは、真田幸村や弘法大師・空海など、地域に関連が深い歴史上の人物や伝説・物語にスポットを当てた6つのテーマから構成されている。各テーマに関連した歴史的な人物キャラクターがウェブ画面に現れ、計180題が用意されている。「4択」または「○×」形式で出題され、正答率によって画面上に称号が表示され、「見習い」「半人前」「一人前」「名人」「達人」と称号のランクが上がっていく。

クイズを企画したのは、和歌山県伊都振興局（橋本市）や管内1市3町でつくる「橋本・伊都広域観光協議会」だ。Jタウンネットが伊都振興局企画産業課の担当者に聞くと、小中学生向けを想定して制作を始めたが、大人も楽しめるようにと、徐々に中身が濃くなってきたとのこと。

クイズを告知するチラシは、地域内の小中学校、公民館、JR・南海電鉄の駅（大阪府内、県内）やNEXCO 西日本のサービスエリア（岸和田SA、紀ノ川SA）などの交通機関、地域内の主要観光スポット（金剛峯寺、丹生都比売神社、慈尊院、丹生官省符神社等）で配布された、という。全国の歴史好きも大いに興味をそそられるクイズではないか。


高野山麓地域の位置（「高野山麓　ものしりクイズ」ウェブサイトより）