外国人が軽快ダンス! 北海道の「道の駅」テレビCMが斬新すぎて、告知が頭に入ってこない
北海道の厚岸(あっけし)郡厚岸町にある「厚岸味覚ターミナル・コンキリエ」(道の駅「厚岸グルメパーク」)。北海道の名産である牡蠣に力を入れる、道の駅の一つだ。
そんな「コンキリエ」のCMがネット上で話題だ。というのも、牡蠣のCMでありながらも、なぜか画面の左側で、謎の外国人が踊り続けているのだ。
担当者「商品などとは何の関係もないんですよ」
動画は、「コンキリエ」の公式Facebookアカウントから見ることが出来る。2018年4月27日に投稿されており、「コンキリエ」の設立25周年と、牡蠣の特価品の販売などを行う「かき謝祭」の開催を記念したものになる。
CMは、
「厚岸コンキリエ、25周年、COME ON!」
と、元気に言ったかと思うと、和のテイストの音楽に合わせて(合っているのか合っていないのかわからないが)、中南米系の男性が白い服を着て、ヒップホップダンスらしき動きで激しく踊り続けている。時折、胸がはだける様子なども見られ、妙にセクシーなのも思いがけない笑いを誘う。
整った顔立ちだが、道の駅のCMであることを思うとシュールである(画像は「コンキリエ」の公式Facebookアカウントより)
筆者もこのCMを10回以上見たが、どうしても外国人の踊りに目が行ってしまい、コンキリエの売りである牡蠣に関する内容は、全く頭に入ってこなかった。
ネット上でも、「センスが突き抜けてて見てて楽しい」「コンキリエのCM斬新」「コンキリエのCMがものすごいときいて見てきたけどほんと誰だよwwwwwwwwwww」と、面白がるコメントが相次いでいる。
一体なぜこのようなCMを作ることにしたのだろうか。Jタウンネット編集部が18年5月8日に「コンキリエ」の総務部担当者に取材をしたところ、
「今回踊られている外国人の方は、商品などとは何の関係もないんですよ」
と、外国人を採用したことにこれといった理由はないことを笑いながら述べた。
「今回のCMは、制作会社様からのご提案を受けて作ったものになります。なにか、印象に残るものになればと思いまして採用した次第です。このCMをきっかけに興味を持っていただき、多くの方にお越しいただけると嬉しいですね」
「コンキリエ」がCMを出したのは今回が3回目。1回目は「コンキリエ」のオリジナルブランドである「金のかきシリーズ」を説明するような「固い内容のもの」だったといい、今回のように外国人を起用するCMは昨17年にもあったと説明。「そのときは、メガネをかけた若い外国人が覗きこんでいるCMでした」という。
今回のCMは、すでに道内の札幌テレビ(STV、日本テレビ系)を中心に流れているといい、放送期間は未定ながら、短期間限定で放映される予定だという。