3月30日放送で最終回を迎えた(画像は「『ぷっ』すま公式サイトのスクリーンショット)

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草なぎ剛さん(43)とユースケ・サンタマリアさん(47)がMCを務めるバラエティ番組「『ぷっ』すま」(テレビ朝日系)の最終回が2018年3月30日深夜に放送され、19年半の歴史に幕を下ろした。

この日は最終回にもかかわらず新企画を行うという、なんとも「『ぷっ』すま」らしい、ゆるやかな内容。そんな中で多くの視聴者の心を揺さぶったのが、準レギュラーの江頭2:50さん(52)の存在だった。

『ぷっ』すまにエンディングはない」

最終回は草なぎさん発案の新企画「犬部」からスタート。自身の愛犬「くるみ」と一緒に登場し、木下優樹菜さん(30)ら犬好きのタレント3人と愛犬自慢を繰り広げた。

――そんなほのぼのとした空気を一変させたのが、終盤に登場した江頭2:50さんだ。

江頭さんといえば「『ぷっ』すま」終了が正式発表された直後の放送回(3月9日)に"乱入"し、

「はっきり言うけど、『ぷっ』すまにエンディングはないんだよ!」
「この番組、絶対エンディングは似合わねぇ!」

と番組終了に異議を申し立て、セットを破壊するなど大暴れ。この時の発言は「ファンの気持ちを代弁してくれた」としてツイッター等で話題を呼んだ。

最終回にやってきた江頭さんは、なぜか普段見ることのないスーツ姿だ。同じく準レギュラーとして出演していたバラエティ2本も相次ぎ終了となったことに危機感を覚え、宣材資料をもって直々に営業をかけていたという。今後は「江頭ひではる」として、コンプライアンスを大事にする真面目なキャラクターでやっていく...という話だ。

草なぎさんも放送後に感謝

相変わらずの江頭ワールドを炸裂させる彼だが、その後ファンにとって嬉しい言葉を草なぎさん・ユースケさんから引きだすファインプレーもみせた。

2人は江頭さんから視聴者へのメッセージを促されると、

「でも嬉しかったです、江頭さんが俺たちの声を代弁してくれたから冷静になれた」

として前回の江頭さんの「名言」を振り返ったのだ。「『ぷっ』すまにエンディングはない」というのは、ファンの気持ちであるだけでなく、2人の思いでもあったというわけだ。

さらに草なぎさんは「本当に楽しかったです、20年ですからね。みなさんと出会えて。僕の人生に寄り添ってきた番組なんで」と感慨深げにコメント。最後には「『ぷっ』すまは終わるけど、なぎスケにエンディングはない」と例の名言にのっかった上で「江頭はエンド」と言ってのけ、笑いを誘った。

結局これが引き金となり、江頭さんはいつものキャラに戻って巨大風船を爆発させたり、セットを破壊したりと再び暴走。「お約束」で幕をとじるという、これまた「『ぷっ』すま」らしいラストとなった。

同番組への熱い思いを語り、最後まで全力をみせた江頭さんの姿に感動したファンは少なくなかったようで、放送後にはツイッターに

「エガちゃん最高だ」
「あなたの愛に救われましたよ」
「エガちゃん代弁してくれて嬉しかったっていうのがね。ほんとに」
「同じ気持ちなんだよねみんな...」
「エガちゃんは私たちの、全員の、心の代弁者です 感謝!(涙)」

といった声がいくつも寄せられ、ツイッタートレンドには一時「エガちゃん」が入るほどに。

なお放送終了後には、草なぎさんが自身のツイッターにユースケさんと江頭さんと写るスリーショット写真を公開し、

「なぎスケにエンディングはないよー。江頭さん。お疲れ様。いいエンディングを飾ってくれて、ありがとう!今度いつ会えるかなー。体。気をつけね!」(原文ママ)

と江頭さんに感謝の言葉を贈った。