25日、フジテレビ「ジャンクSPORTS」では「怪力アスリート大集合SP」として、フィジー出身のラグビー女子日本代表マテイトンガ・ボギドゥラウマイナダヴェがゲスト出演。ラグビー未経験ながら半年で日本代表入りした33歳が、その驚くべき練習法を語った。

2011年、母に仕送りするため出稼ぎで日本にやってきたというマテイトンガ。半年での代表入りを聞いた番組司会の浜田雅功から「その前に日本語覚えたほうがよかったんじゃないの？」と言われるも、マテイトンガは日本語で「イロイロアルネ」とキッパリ。スタジオを笑いに包むとラグビーを始めたきっかけについても「トモダチ（に誘われた）。マテイトンガ（ラグビーは）ドウ？ワカッタ」とあっさりしたやり取りを明かした。

そんなマテイトンガの持ち味は強靭なフィジカルを活かした突破力にある。その驚くべき練習法とは、120kgのタイヤをハンマーで叩いたり、転がし続けるといったトレーニングの他、200kgの重りをスクラム姿勢のまま引っ張るというもの。「ビッグパワーホシイ」というマテイトンガのパワーには、一緒に出演した桑井亜乃も「今まで世界のプレイヤーを経験しているんですけど、世界一強い」と舌を巻く。

その一方、母への仕送りについては「イッパイ、オカネオクリマス。シャチョートシャベル、オカネモラウ」などと際どい発言も。「大丈夫なの？」と慌てる浜田だったが、その言葉の真意は、埼玉自動車学校とラグビー選手契約を結んでいる点に。浜田から「お小遣いもらうんですか？社長と喋って？」と訊かれると、マテイトンガは再び「イロイロアルデス」と答え、スタジオを笑わせた。