良く見かける飲料だけでなく、それ以外の様々な品を取り扱う変わり種自動販売機に、新たな仲間が登場した。

埼玉県行田(ぎょうだ)市が2017年11月11日、12日の期間限定で設置するその自動販売機に並ぶのは、なんと「足袋(たび)」。7日に公開されたPR動画「足袋の自動販売機」には、驚きつつも購入する人々の姿が収められている。


以下、画像は全てプレスリリースから

テレビドラマにもなった「足袋」づくりのまち

行田市は、日本一の生産量を誇る足袋の生産地だ。行田足袋は300年前から広く知られ始め、全盛期には全国の8割をまかなうほどに発展した。

明治時代後半に建てられた足袋の倉庫「足袋蔵」は今も残っており、そうした足袋文化とそれに関わる建造物は「和装文化の足元を支えづける足袋蔵のまち行田」として2017年4月28日に日本遺産に登録されている。

また、足袋作りが関わるTBSドラマ「陸王」の舞台となっている。



そんな行田名物の足袋を自動販売機に並べたPR動画では、様々な色、模様に彩られた足袋が登場する。そんな一風変わった自動販売機に驚きつつも購入していく人々の様子が収められ、行田市観光大使に就任したお笑い芸人の鳥居みゆきさんも登場する。



自販機は2017年11月11日、12日の期間限定で行田市の「古代蓮会館」1階に設置される。通常の行田足袋は約2500円からだが、自販機では特別に1000円で購入できる。サイズは23〜27。