一気に肌寒くなり、冬の影がちらつき始めた。もう少しすると、「雪」をめぐったトラブルのシーズンになってくる。

青森県のOさん(40代男性・会社員)は数年前、そんな雪国ならではのトラブルに巻き込まれた。

除雪車のせいにされ...

少し広めの道路に面している我が家。たまに除雪車が通って、路上の雪がうちの敷地へ押し出されることがあるのですが、ある時いつもより多めに押し出されていたんです。日が経つごとに、その量は増えていきました。

数日後、気になって見張ってみると――。道路をはさんだ向かいのご主人が、我が家側の車線に雪を投げ込んでいました。こっちの車線に雪が増えれば、もちろん除雪車が私の敷地に押し出す量も増えます。

さすがに腹が立って、ご主人に抗議するも、「除雪車が寄せたんだ。私は関係ない」と開き直られました。とはいえ、謝罪こそなかったものの、それ以降は投げ込まれることがなくなりました。雪国だったら、私のような経験をする方も多いでしょう。もしあの時、話が通じなかったら......と思うと、いまも複雑な気持ちになります。

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画像はイメージ(Santhan Naidooさん撮影、Flickrより)