佐賀県は、広報プロジェクト「サガプライズ!」の一環として、アニメ「ポケットモンスター サン&ムーン」(テレビ東京系)とのコラボ企画、「ニャース気球佐賀襲来!〜気球の街でサガせ!ロケット団員1000万人!!〜」を開催することを、2017年10月25日発表した。

発表会見に登場したニャースは、当初は佐賀県民82万人とされた目標団員数を1000万人まで増やし、ロケット団のボス「サカキ」に扮した山口祥義知事改め「サガキ」らとともに、イベントの概要を解説した。


会見にのぞむニャース(以下、プレスリリースより、(C)Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku (C)Pokémon)

ニャースが佐賀の空をゆく



佐賀県が出していた「ロケット団員募集」という謎めいた告知には、25日の発表前から注目が集まっていた。

そして25日に発表されたのが、迎えるアニメ「ポケットモンスター」とのコラボ企画だ。

アニメでもおなじみの「ニャース気球」の佐賀県初上陸、ロケット団員入団試験となるスタンプラリー、シリーズ通算1000回目の放送を迎えるアニメを祝うため、1000人で「ピカチュウ」の人文字を作るイベントなど、佐賀県を舞台に、ポケットモンスターにちなんだ様々な行事が開催される。

その中でも最も目を引くのが、11月1日から5日までの5日間開催される「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」だ。

アジアで最大級の熱気球競技大会で、参加するバルーンの数は約100機。期間中の来場者数は80万人を超えるという大規模イベントだ。



競技用の熱気球以外にも、キャラクターや動物を模したファンタジアバルーンも見どころの1つであり、今回は更に「ニャース気球」が佐賀県初上陸を果たすため、大会の目玉となりそうだ。



すでに団員証をゲットした猛者も

一方、ニャースによって1000万人獲得を目指すことになったロケット団員のリクルート活動、もとい入団試験スタンプラリーも盛り上がっているようだ。

開場となるのはJR佐賀駅と佐賀県庁を中心とした一帯で、指定された施設、店舗で得られるスタンプを4つ以上集めることで団員証を得られる。



そう広くない範囲とはいえ、4か所を回らなくてはならないイベントだが、ツイッターにはすでに完了した猛者も現れている。



また、それとは別に「タイムラインロケット団化計画」も実施されており、公式サイトのシェアボタンから多くのツイッターユーザーが次々と参加表明を投稿し、県外へも広がりを見せている。