[Jステーション-広島ホームテレビ]2017年9月26日放送の広島HOMEテレビ「Jステーション」で、放置自転車に対する市の新たな取り組みが紹介されました。


広島市の放置自転車対策がスタート(画像はイメージ)

まだ放置されたままの自転車も

広島市は路面の放置されたままになっている自転車の放置規制区間を作ったり、撤去したりなどしてきましたが、このたび新たな対策を始めました。

運用が始まったのは、国道54号沿いにずらりと並んだ有料駐輪場です。その数、380台分。利用料金は、駐輪後30分は無料で、深夜0時までは100円。その後、1日ごとに200円かかります。

自転車を出すときには、停めた場所の番号と精算ボタンを押し、料金を入れます。すると、駐輪場のロックが解除されます。

これにともない、広島市中心部の放置自転車の規制区域も平和大通りの南側から広島市役所周辺まで拡大されました。

利用者からは、「(放置自転車が)通行のじゃまになることが多かったので、有料でも路上駐輪場ができた方が、整理がしやすいのであった方がいい」といった声が聞かれました。

広島市自転車都市づくり推進課の高石実課長は、「放置自転車は歩行者の通行を阻害したり、都市景観の阻害要因になりますので、これをなんとかしたいということで、駐輪場を整備しました」と言われていました。

広島市の職員が、初めて駐輪場を使う通勤客に使用方法を説明していましたが、すぐ近くに駐輪場があるにも関わらず、放置されている自転車があちこちに見られました。

広島市は今後、頃合いをみて新たな規制区域の放置自転車を撤去していくそうです。

自転車に乗る人が多いだけに、放置自転車対策はこれからも頑張って欲しいですね。(ライター・石田こよみ)