試合後、選手たちとハイタッチをする郭李建夫監督(右)

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(新北 4日 中央社)野球のアジア選手権は3日、北部・新北市などで行われ、1次リーグA組の台湾は延長10回の末、韓国に3−2でサヨナラ勝ちし、2連勝で同組を1位で通過することがほぼ確実となった。

今大会に大学・社会人代表で臨んでいる台湾はこの日、0−0で迎えた8回に1点を先制されるも、その裏に1点を返した。1−2と1点を追う延長10回、楊振裕の適時打などで再び同点とすると、無死満塁から廖俊凱の打球が相手遊撃手の失策を誘い決勝点を挙げた。

元阪神の郭李建夫監督は、「最後まで諦めずに頑張ってくれたみんなの姿に感動した」と選手たちをたたえた。

2日に開幕した今回のアジア選手権は、6日から2次リーグが、8日には決勝戦と3位決定戦が行われる。日本や香港など出場予定だった8カ国・地域のうち、中国大陸は開幕直前に「帰りの航空券が確保できない」として参加を見送った。

(謝静ブン/編集:羅友辰)