明日カンボジアへ出発するU-20日本代表が国内最終調整! ユニバーシアード代表と練習試合で2-2のドロー《AFC U-23選手権》

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▽内山篤監督率いるU-20日本代表は14日、千葉県内で今月19日〜23日にかけてカンボジアで行われるAFC U-23選手権予選に向けて、ユニバーシアード日本代表と練習試合を行った。

▽天皇杯の影響で所属クラブに招集されていたメンバーが13日に合流し、メンバー全員が集結したU-20日本代表は本日、午前練習を経て、8月19日(土)から台北で行われる第29回ユニバーシアード競技大会に出場するユニバーシアード日本代表と練習試合(45分×2本)を実施した。
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▽U-20日本代表の先発は、GKに山口瑠伊(エストレマドゥーラUD/スペイン)、最終ラインに右からDF藤谷壮(ヴィッセル神戸)、板倉滉(川崎フロンターレ)、立田悠悟(清水エスパルス)、坂井大将(大分トリニータ)、ダブルボランチに市丸瑞希(ガンバ大阪)と伊藤洋輝(ジュビロ磐田U-18)、右に森島司(サンフレッチェ広島)、左に遠藤渓太(横浜F・マリノス)。2トップに旗手怜央(順天堂大)と田川亨介(サガン鳥栖)が入った。一方のユニバーシアード日本代表は、DF宮大樹(びわこ成蹊スポーツ大)や中野誠也(筑波大学)らが先発した。
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▽試合は序盤、自陣で市丸がユニバーシアード日本代表のMF渡邉新太(流通経済大)に奪われて、スルーパスを許し、中野に流し込まれた。対するU-20日本代表は、連携不足を露呈し、なかなかゴールに迫ることができない。それでも中盤でボールを持った市丸が相手ディフェンスラインの裏へ浮き玉のパスを供給すると、走り込んだ田川が落ち着いてGK永石拓海(福岡大)との一対一を制した。しかし、その後は、ユニバーシアード日本代表に攻め込まれる展開が続き、中野に裏を突かれて勝ち越しを許した。
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▽後半、U-20日本代表は大幅にメンバーを変更。GKは前半に途中出場した小島亨介(早稲田大)、最終ラインに右から柳貴博(FC東京)、古賀太陽(柏レイソル)、立田悠悟(清水エスパルス)、舩木翔(セレッソ大阪)、ダブルボランチに伊藤洋輝(ジュビロ磐田U-18)、針谷岳晃(ジュビロ磐田)、右に郄木彰人(ガンバ大阪)、左に三好康児(川崎フロンターレ)、2トップに中坂勇哉(ヴィッセル神戸)、小松蓮(産業能率大)が入った。一方のユニバーシアード日本代表は、柴戸海(明治大)とジャーメイン良(流通経済大)らを起用した。
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▽後半、初選出となった中坂が積極的にボールに絡む動きを見せ、徐々に試合のペースを引き寄せる。途中にはGK波多野豪(FC東京)、ボランチに原輝綺(アルビレックス新潟)を投入したU-20日本代表は、右サイドでボールを受けた郄木がドリブルで突破し、グラウンダーのクロスを供給。これをニアサイドに走り込んだ小松がゴール左隅へ流し込んだ。さらにボックス右手前右でパスを受けた郄木が右足を振り抜くが、左ポストに嫌われた。その後もU-20日本代表のペースで試合が進んだものの、ゴールは生まれず、2-2で試合終了。

▽U-20日本代表は、明日カンボジアのプノンペンへと旅立つ。連覇を目指すU-20日本代表は、19日(水)にグループステージ第1戦でU-20フィリピン代表との初戦を迎える。