１アシストを含む２ゴールに絡んだ齋藤（10番）。開幕戦から好調なパフォーマンスを見せている。写真：滝川敏之（サッカーダイジェスト写真部）

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[J１・２節]横浜 ３-０ 札幌／３月４日（土）／ニッパツ

　キャプテンの齋藤学が開幕戦に続き躍動感溢れるプレーを見せ、横浜がホーム開幕戦を勝利で飾った。

【横浜 3-０ 札幌 PHOTO】横浜が札幌を一蹴し3年ぶりの開幕2連勝を飾る

　前半はアウェーの札幌が持ち前の堅守速攻でチャンスを掴んだ。立ち上がりにいきなり都倉賢の強烈なシュートでゴールを脅かすと、その後も虎視眈々とカウンターからチャンスを窺う。28分にはFKから横山知伸がヘディングシュートを放つも、ゴールポストを直撃。

　押され気味の横浜は、ようやく30分過ぎから齋藤のドリブル突破などを糸口にチャンスの芽が生まれ始める。

　そして前半をスコアレスで折り返すと、後半開始早々に均衡が破れる。起点となったのは、齋藤だった。47分、左サイドでパスを受けた齋藤がタメを作り、絶妙なタイミングで浮き球のパスを中央へ送る。これを走り込んだダビド・バブンスキーが左足のボレーシュートで札幌ゴールに突き刺した。横浜が１-０とリードする。

　これで勢いづいた横浜は、再び齋藤がチャンスメイク。53分、相手のボールを奪った齋藤がドリブルでゴール方向へ仕掛けると、相手DFひとりをかわして右足でフィニッシュ。このシュートはGKの好守に阻まれたものの、こぼれ球に反応した富樫敬真が押し込み、横浜が２点目を奪う。

　62分には、再び齋藤がディフェンスラインの裏に抜け出し、GKとの１対１を迎えるが、これもGKク・ソンユンに阻まれゴールならず。

　それでも横浜は、73分にも齋藤からのパスを受けた天野が左サイドからクロスを入れると、今度はウーゴ・ヴィエイラが右足で押し込み３点目をゲット。

　結局、横浜は３-０で札幌に完勝。開幕３連勝を記録した2014年以来、３シーズンぶりの開幕２連勝を飾っている。