屋外でポテヒを上演  人形劇文化をPR=台湾ランタンフェス

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(雲林 20日 中央社)来月開幕する「台湾ランタンフェスティバル」(台湾灯会)の開催地となる雲林県は地元の人形劇文化をPRしようと、虎尾のメイン会場で伝統的人形劇「ポテヒ」(布袋戯)を上演する。李進勇県長は20日、記者会見に出席し、ポテヒファンに来場を呼び掛けた。

同フェスは県内2つの会場で開催。メインランタンが設置される虎尾会場は2月11日に、北港会場はひと足早く同7日に開幕し、それぞれ同19日まで展示が続けられる。雲林での開催は1990年の開始以来初めて。

李県長によると、虎尾会場には人形劇をテーマにした「偶戯春秋」エリアを設置。企画には、美男美女の人形で構成される霹靂布袋戲を制作する「霹靂国際多媒体」の創始者、黄強華氏が加わった。同エリアには霹靂布袋戲の登場人物をモチーフにした高さ8メートルの大型ランタンなどが展示される。

(江俊亮/編集:名切千絵)