ローソンストア100総額2000円のおせち二段重が美味で身悶えた。安さの秘密も聞いてきた

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光陰矢のごとし。おそらく、あっという間に1月になるはずです。手前味噌ですが、記者に実家へ帰る予定はありません。とは言え、お正月気分は味わいたい。要するに、おせちが食べたいのです。

でも、おせちってお高いんでしょう?

クリスマスとお正月を100円商品で一挙に祝う


12月12日、東京カルチャーカルチャー(東京都渋谷区)にて開催されたのは「ローソンストア100のギガ盛りサプライズパーティー」なるイベント。


おせちやお雑煮やおでんやケーキが来場者にふるまわれ、しかもそれらは全て「ローソンストア100」の100円商品で構成されるそう。クリスマスとお正月をフライング的に一挙に祝ってしまう、欲張りなパーティーです。もちろん、私もお邪魔してきました!

というわけで、四の五の言わずに写真をご覧いただきたい。









おせち料理(全20品)、巨大クリスマスタワーケーキ、シーフードパエリア風、チキンマウンテン、ツナと豆腐のロカボサラダ、おでん、具だくさんお雑煮といったお料理たちが眩しすぎます。



ハイボール、日本酒、サワー各種、発泡酒、スムージー各種、ソフトドリンク各種といったドリンク類も提供されました。もちろん、ドリンク各種もローソンストア100にて100円(税込108円)で販売されています。

おせちが100円!? なぜ、こんなに安いのか


特に注目は、やはりおせちでしょうか。


全20品の豪華なおせち料理! でも、繰り返しますが、それぞれ100円で売られています。

うれしいけど、なんでこんなに安いのか? その秘密について、当日登壇した「ローソンストア100」スタッフの近藤さんと宮永さんが明かしてくれています。


「今、市販のおせちって2〜3万円は当たり前にしますよね。でもローソンストア100なら、2000円で作れてしまいます。さらにこのお重も、お店で100円で売っています。お重2つだから、計2200円です!」(宮永さん)


●かまぼこ


宮永さん ちゃんと、赤も白もあります。年末年始って、どうしてもスーパーとかではかまぼこが高くなってしまうんですね。でも、ウチは年末年始でも100円で売らせていただいてきます。当社のかまぼこは、大手メーカー「夕月」さんが作ってくれています。
近藤さん 一社に絞るということが、安さの秘密です。なぜ、一社に絞るのか? スーパーには色んな種類、色んなメーカーさんのかまぼこがあります。しかし当社は、一社に大量のかまぼこを発注します。こうして生産効率をアップし、精一杯安く仕入れている。これが、秘密の一つです。
――メーカーさんとしても、単品で大量発注ですからつくりやすいですよね。
近藤さん はい。ローソンストア100では、年始だけで約20万本を売り切ります。


●数の子


宮永さん 今回は出汁と醤油で味付けし、食べやすい大きさにカットしました。それが、この「味付数の子」です。
――でも、お正月のおせちの食材で数の子が一番高いんじゃないですか?
宮永さん それが、100円で作れちゃうんです。
近藤さん 標準の規格があるんですが、それから外れたものや製造過程で折れてしまったものを全国から集め、一口サイズにして商品化したのが安さの秘密です。でも、それでもなかなか100円にするのは難しい。もう、本当に大量に集めて100円を実現しました。
宮永さん コリコリ歯ごたえがあって、とてもおいしいです!


●田作り


宮永さん 田作りはカタクチイワシの幼魚です。今回は、醤油やみりんなどで甘辛く煮詰めて作りました。
近藤さん 100円の秘密は、2つあります。1つ目ですが、カタクチイワシには大きいものと小さいものがあります。高級なおせちは全部サイズが揃っていて、形も整えられてます。でも、大きいものも小さいものも全部入れることで、安く原料を仕入れることができるんです。もう1つ、理由があります。田作りを自社で作るスーパーもあるんですが、その多くは「田作りを作ってください」と業者にお願いするだけです。だけど、当社は原料からパックをする工程まで独自のルートを作り、「どれが一番安くできるか」と開拓して商品開発している。そういう秘密があるんです。他のメーカーさん、絶対しませんから!
――安くて高品質ということですね。
宮永さん 汗と涙の結晶です。


●伊達巻


宮永さん 伊達巻が100円って、本当に安いんですよ! 私、今まで見たことないです。伊達巻は、かまぼこの次に売れる商品です。
近藤さん うちの伊達巻は、しらすとちりめんじゃこの工場でシーズンオフの時に製造しています。しらすとちりめんじゃこの製造は春から夏にかけてピークを迎えますが、ということは秋から冬に工場はストップします。その時期に工場を使わせていただく。まずすり身と卵を混ぜ、焼いて、そして手で巻きます。全部、手です。機械で巻きません。その後、冷やして形を整えてパック。こういう努力と工夫で、“100円おせち”は出来上がっています。


ローソンストア100」の知識を競うクイズ大会


さて、今回のイベント後半にはクイズ大会が開催されました。


出題されたのは、以下のようなクエスチョンです。
ローソンストア100」のロゴマーク、正しいのはどっち?


正解は1番。ウインクしてる方が本物!

おでんに欠かせない「ちくわ」ですが、ローソンストア100オリジナルの『VLちくわ』は何本入で100円でしょうか?


正解は、6本入! 

ポンタには妹がいますが、名前は?


正解は、プティ・ポンタ。

ローソンストア100オリジナル『VL鍋つゆ』シリーズ4種類のうち一番人気なのはどれでしょうか?


正解は、「VL旨辛キムチ鍋つゆ」。

上位進出者には、プレゼントが贈呈されています。


それだけじゃない。来場者全員には、豪華なプレゼント一式が配られました。特に好評だったのは、ローソンのキャラクター「ポンタ」が可愛らしく描かれたノート。


このノートが掲げられるや、歓声がすごい。きっと、熱狂的ファンが来ているのでしょう。会場は、興奮のるつぼ!

ポンタの熱狂的ファンたちが来襲


何度も言いますが、当日はポンタの熱狂的ファンが何人も来場しています。こうなると、お客さんが持参したポンタが各テーブルにたくさん出現します。例えば、3人家族のポンタはこちら。


このテーブルは、まるでポンタの村ですよ!


ポンタを通じSNSで繋がった仲間が大挙して来場し、それぞれが持ち寄ったポンタがここに集結したそうです。それどころか、ポンタのパーカーを着てきた人までいるし!


イベント終了後は、ポンタが見送ってくれました。


ちなみに、国勢調査によると今の日本では単身世帯が32.5%を占め、平均世帯人数は2.49人だそうです。


そういう意味で、おせちの代表的な食材をそれぞれ100円で販売してくれるのは助かります! それに、単身世帯だとしてもポンタがいれば寂しくないかもしれないし。
(寺西ジャジューカ)