ミラン名誉会長、ダービーでの巨大コレオグラフィーに感動「涙が流れた」

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 日本代表FW本田圭佑が所属するミランのシルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長が、19日に行われたインテルとのミラノ・ダービーでのサポーターによるコレオグラフィーに感謝の意を示した。イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が21日に報じている。

 中国資本グループへのクラブ売却が目前と迫ったベルルスコーニ名誉会長。ミラノ・ダービーを観戦するためにサンシーロを訪れると、サポーターから思いもよらぬ“プレゼント”が用意されていた。試合開始直前に、ウルトラスのグループ『クルヴァ・スドゥ』が、チャンピオンズリーグ優勝カップを抱いたベルルスコーニ名誉会長が描かれた巨大なコレオグラフィーを出現させたのだ。

 ベルルスコーニ名誉会長はこれに感激。ミランの公式サイトに「君たちの感動的な演出をとても嬉しく思う。涙が流れたほどだよ。これからもミランとともに、ミランのためにともに歩もう」とコメントした。

 さらに「ありがとう、ありがとう、ありがとう。感動的で、驚くべきとても素晴らしい演出だった。このように重要なミラノ・ダービーの機会にサンシーロを訪れ、私に拍手を送り、感謝の意を示した多くのサポーターに囲まれ、とりわけ、『クルヴァ・スドゥ』のメンバーによって作られた素晴らしいコレオグラフィーを突然目にすることは、本当に素晴らしいものだ。もう一度、ありがとう、ありがとう、ありがとう」と言明し、思いもよらぬ演出に強い感謝の意を示している。