【オタラボ取材】舞台「アルカナ・ファミリア2 -23枚目のタロッコ-」公演スタート！開演前に行われたゲネプロの模様をレポート

2016年9月8日 10時41分

大人気恋愛AVG『アルカナ・ファミリア』の舞台化第2弾「アルカナ・ファミリア -23枚目のタロッコ-」が9月7日を皮切りに公演スタート！　期間は、9月7日（水）～9月11日（日）の5日間、東京・シアターサンモール（新宿御苑前）にて全9公演が行われる予定です。今回は、6日の初日公演前に行われた、関係者・マスコミ向けのゲネプロ公演の模様をお届けします。

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「舞台アルカナ・ファミリア2 -23枚目のタロッコ-」開催概要

○期間：2016年9月7日（水）～9月11日（日）

○開催場所：シアターサンモール（新宿御苑前）

○出演者（敬称略）

＜メインキャスト＞

中田美優　フェリチータ役

大島崚　リベルタ役

大海将一郎　ノヴァ役

校條拳太朗　デビト役

小林涼　パーチェ役（声の出演）

北村健人　ルカ役

吉田宗洋　ダンテ役

塩口量平　ジョーリィ役

升毅（特別出演）モンド役（声の出演）

＜アンサンブル＞

武内恭彦舞台オリジナルキャラクター・スピナー役

三日尻健太郎アントニオ役

大見拓土ルーチェ役

洋一郎ジェルミ役

渡部大稀ピノ役

宮本啓史クラウディオ役

白石裕規

たじましんぺい

安井貴大

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今回の舞台も、前作に引き続き完全オリジナルストーリーで展開！　初演と原作を繋ぐお話になっているため、初演・原作を知っているとより楽しめるアルカナネタがたっぷり詰まった内容になっています。もちろん、今作からでも十分楽しめますよ！

　また、メインキャストが全員続投しているほか、前作では登場していない新キャスト・ダンテも加わり、よりパワーアップした殺陣やアクションにも期待が高まります。さらに、劇中で歌われる楽曲はすべて新曲となり、観客がペンライトなどを持って参加できる歌唱シーンにも注目です！

物語は、運命の日“アルカナ・デュエロ”を乗り越え、固い絆で結ばれたはずの自衛組織“アルカナ・ファミリア”たちに、再び暗雲が立ちこめるところからはじまります――。

　とある密輸組織の取引現場をおさえたフェリチータたち。しかし、その密輸組織とジョーリィが以前から接触していたとの情報が入ります。信じたくない気持ちを持ちつつ、彼らはジョーリィが潜伏しているという屋敷に潜入することに。

ところが、屋敷にあるお香のにおいをかいだ途端、急に眠気に襲われて眠ってしまうフェリチータたち。目を覚ました彼らを待っていたのは、見覚えのない不思議な空間と、謎の青年でした。その青年は、自らを23枚目のトロッコだと名乗り、さらに自分はジョーリィに認められた存在だと言います。信じられないフェリチータたちでしたが、青年の側にジョーリィがいることを知り……。

ジョーリィは本当にファミリーを裏切っていたのか？　謎の青年の正体とジョーリィとの関係はなんなのか？　真相はぜひ劇場でお確かめください！　DVD発売も決定しているので、観に来られない方でも楽しむことができますよ。

　個人的な注目ポイントは、ダンテの存在でした！　やはり、彼がいることによってファミリーに安定感が生まれますし、ダジャレ（寒い）で場の空気も和みます。本筋がシリアスな内容だっただけに、ダンテの存在はかなり大きかったのではないでしょうか。また、リベルタとダンテとの父子（父のように慕っている）の会話のシーンは本公演の見どころでもあると思います。

前半は、リベルタとノヴァの間で告白大会（!?）が行われたり、それを見たルカがある勘違いをしてしまったりと、コミカルな展開も。ですが、後半はなかなかシリアスな展開になっていきます。謎の青年の仕掛けにより、ファミリーの絆やそれぞれの葛藤など、個々の感情が垣間見えて、うるっときてしまうシーンも多々ありました。

　歌唱シーンは、物語の合間とエンディングに用意されています。劇中歌では、切ないバラードを披露するシーンもありましたが、エンディングでは盛り上がる楽曲も！　各キャスト全員がメドレーで歌っていくので、ペンライトを思いっきり振って楽しみましょう。

　公演終了後には、毎回日替わりイベントが用意されているのもうれしいですね！

　公演期間は5日間、全9公演なのでチケットを取るのは難しいかもしれないですが、当日券もチェックしてみてはいかがでしょうか？　公演1時間前より、劇場チケット窓口にて販売予定とのこと。詳しくは、公式サイトまたは公式Twitterなどをお確かめください！

【舞台アルカナ・ファミリア -23枚目のタロッコ- 公式サイト】