「仕事ができる男」に聞いた、「仕事ができない男」を見抜く5つのポイント

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ビジネスの世界は弱肉強食、下克上。ビジネスマンは、いつも、ライバルの動向が気になるものです。ですから、同僚や同業他者の営業マンは、できる男なのか、できない奴なのか、常にチェックしています。

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つまり、できる男、できない男の見分け方を知っているのは、他ならぬビジネスマンだということ! もしかしたら、あなたの気になる彼は「できない男」側にいるかもしれません……。

今回は「できる男」に聞いた「できない男」がやっているNGポイントをご紹介します。

まずは見た目チェック!

靴は手入れが大切

男性の外見、まずチェックするべきなのは、靴! スーツやネクタイに比べ、傷みが出やすい部分です。だからこそ、チェックポイントとして最適。

会社社長Nさんは、靴の手入れができていない人は、仕事の詰めが甘い傾向にあると言います。「部下にはきちんと靴を磨くこと、履き古した靴を履かないことを教えている。信用にも影響する」と言います。

私も、地下鉄の座席に座ったとき、必ずチェックしてしまうのが、ビジネスマンの靴。靴を見るだけで、その人がどんな人か、何となく分かってしまいます。地下鉄の座席の向かい側に見える、小汚い靴。そんな靴を履いている人の顔を確認すると、いかにも仕事ができなさそうな、緊張感のない表情をしています。

「ブランド物の高価な靴を履いていることがポイントなわけではない」と、先のNさん。「靴の手入れをして、きれいに整えておくことは、お客様や取引先への敬意の表れ。敬意のない人は、仕事で結果を残すことが難しいのでは」と言います。

人は見た目が何割……と言われますが、見た目が仕事の出来不出来にも影響してきます。気になる男性の足下は要チェック。

スーツはサイズと流行

売上トップの営業マンKさんは「見た目を軽視している部下は、大切な取引先に連れて行きたくない」と言います。「恥ずかしい」のだそう。

そこで大切なのが「スーツのサイズと流行感」なのだとか。ブカブカのスーツや、はち切れそうなピッチピチのスーツなど、サイズが合っていないと、だらしなく見えたり、太り過ぎて自己管理ができていない人に見えたりと、印象ダウンで評価もダウンしてしまいますよね。

また、流行遅れのスーツも悪印象なのだそう。確かに、数十年前に作ったウン十万のダブルのスーツを「このスーツは高価なんだぞっ」と、自慢げに着ているおじさんサラリーマンを見ると、過去の栄光を引きずっているように見え、同情したくなります。

流行の最先端のスーツでなくていいけれど、流行に沿ったスーツを着ていると、それだけでバリッとした印象を与え「一緒に仕事したら上手くいくかも」好感を得ることができると言います。サイズと流行に合っていないスーツを平気で着ている彼の将来は、ちょっと心配?

財布が汚い男は仕事が雑 !?

会社オーナーのOさんに、仕事ができない男性の特徴を聞いたところ、返ってきた答えがとても以外でした。

「財布が汚い男は仕事もダメだね」

筆者は思わず「えっ?どうして?」と聞き返しました。まさか、財布が汚いのは、運や風水的にNGなどという非科学的なことが根拠なわけじゃないですよね?

Oさん「大量のレシートを財布に入れっぱなしにしている人は、整理整頓ができないということだよね。整理整頓ができない人は、仕事が大雑把だったり、雑なんだよ」

なるほど! 納得です。営業職でも、事務職でも、仕事が雑では、いい結果が残せるとは思えません。丁寧に仕事をしていくセンスのなさが、財布からわかってしまうということですね。

気になる男性の財布が、レシートでパンパンになっていたら「レシートは捨てないの?」とそれとなく聞いてみたくなります。

コミュニケーション力も重要!

仕事は5時から?

最近は「仕事関係の人とは飲みたくない」という若手社員も多いと聞きます。でも、日本式の“飲みニケーション”で仕事が円滑に進むことも多いようです。

会社社長のMさんと、Mさんの取引先の男性と筆者、三人で食事をしたときのこと。Mさんは「仕事は5時から始まるんですよ! 飲まなきゃ仕事は始まらないと思いませんか?」と、取引先の男性に言います。

率先して楽しい雰囲気を作る、体育会系営業マンのMさん。お客様と一緒に楽しくお酒を飲み、その流れの中で、グイグイ仕事を決めていきます。この仕事の仕方は、彼のオリジナルですが、お酒の場で仕事をいい方向流れさせるチャンスを掴む方法があるというのは、飲みニケーション嫌いのビジネスマンの参考にはなると思います。

飲み会を避け続けるタイプの男子は、チャンスを逃しやすい可能性がありそうです。

時には「うまく振舞う」

相手がお客様であろうと、間違っていることは間違っていると、正しく指摘したい部下を持つ、会社社長Aさんは嘆きます。

「正論ばかりかざすと、いく先々で衝突事故を起こす。そうなると、ビジネスマンとしては伸びにくいんだよな」と部下を心配します……。お客様には自分が負けたように見せて、実は勝っている……という器用さを身につけてほしいと言います。

真面目は男性としては魅力ですが、それだけでは、仕事ができるようにはならないということ。真面目すぎる、正義感の塊のような男性は、出世が心配。時には、うまく振舞う柔軟さがほしいところ。


いかがでしたか? 気になる男性が、仕事ができるのか、できないのかは、女性としては気になるところ。男性がする男性の評価は、仕事上での評価に関しては的確です! 参考にしてみてはいかがでしょうか?