靴強奪しニオイ嗅ぎながら逃走、貴重品ではないことに被害女性呆然。

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世の中には一般人が到底理解できないような“性癖”を持つ人たちがいるが、中国ではこのたび、公園で遊んでいた女性が突然男に襲われ、履いていた靴を強奪される事件があった。男は奪った靴のニオイを嗅ぎながら、現場から逃走したという。

中国メディア・新藍網などによると、この事件が発生したのは4月29日午前、山東省日照市の公園。26歳の田さんと許さんが2人で公園内で遊んでいたところ、25〜26歳の男が近寄ってきた。

男は当初「私は卒業したばかりで、広告会社に就職したんです」と自己紹介。続けて「(広告会社の)社長の要請で、あなたたちをどうしても撮影したいんですよ」とし、2人の写真を撮影させて欲しいと懇願したそうだ。

しかし、田さんと許さんは「綺麗じゃないので」とこの申し出を拒否。男はそれでも「ちょっとだけでいいですから」と食い下がってきたが、2人は最後まで首をたてに振ろうとはしなかった。

すると、男は何を思ったのか、突然田さんの片方の脚を持ち上げ、履いていた靴を強奪。そして奪い取った靴を鼻に近づけてニオイをかぎながら、現場から一目散に逃走したという。

もちろん、田さんと許さんは呆然。瞬間的に男からスマホやカバンを奪われると恐れを抱いた2人だが、それらは盗まれず。田さんは裸足でタクシーに乗り、帰途につくことになった。

なお、靴を強奪したこの男は現在も見つかっていないという。