広島県警、ストーカー・DV対応に新部署「人身安全対策課」設立
画像はイメージです(Patrik Nygrenさん撮影、Flickrより)
[Jステーション-広島HOMEテレビ]2016年4月15日放送のニュースで、近年増加しているストーカーやDV被害などに対応した新たな部署が、県警に発足したことを取り上げていました。
4月15日の発足式には、人身安全対策課に任命された42名が、宮園本部長から訓示を受けました。2015年の警察への相談件数は、ストーカーが661件、DVが1772件と過去最高となりました。
子供や女性が被害となる事件が年々増えていて、人命にかかわる重大な事件に発展するケースもあることから、迅速で的確な対応が求められています。
県警人身安全対策課の川崎君枝課長補佐は、「DV・ストーカーにしても、女性の立場に立ったといいますか、女性の気持ちからの対応というものができますし、不安感も共感できますので、そういった方面からもしっかり取り組んでいきたいと思っております」と話していました。
県内の13警察署にも、担当の警察官を1人増員し、迅速な安全を強化していくということです。専門部署が発足したことで、1人でも多くの悩みを抱えている方々が、問題解決に向けて進めるといいですね。(ライター:haruhana)