炊飯器のフタを開けた瞬間、ふわぁ〜っと部屋いっぱいに広がるあの優しい香り…。
これぞ春の味覚の王様とも呼びたい「タケノコご飯」。季節が来れば、必ず一度は食べたい日本人ならではの味ですね。

水煮タケノコなら、誰でも失敗知らず、思い立ったその日の献立に。

魚の塩焼きや、菜の花のお浸しなどと合わせれば、いつもの食卓も京都のおばんざいやさんに早変わり!

タケノコご飯

調理時間 1時間 1人分493Kcal

レシピ制作:E・レシピ


<材料 4人分>
お米 3合
水煮タケノコ 2/3本
油揚げ 適量
だし汁 適量
木の芽 適量
<調味料>
 酒 大さじ3
 みりん 大さじ1
 薄口しょうゆ 大さじ1
 塩 小さじ1/2

<下準備>
・お米は炊く30分前に洗って、ザルに上げる。
・水煮タケノコは、食べやすい大きさの縦薄切りにする。


・油揚げは熱湯に通して油抜きし、縦半分に切って細切りにする。
ヒント! お好みで鶏肉などを入れてもおいしくできます。


<作り方>
1、炊飯器にお米、<調味料>を入れ、3合の線までの分量のだし汁を加える。最後に水煮タケノコ、油揚げを加えて普通に炊く。


2、炊き上がったら10分蒸らし、全体に混ぜて器に盛り付け、木の芽を添える。
ヒント! 木の芽は手のひらにのせて、手と手の間に空間をつくりながらポンと空気で叩くようにすると、ふわっと香りが出ます。



コツ・ポイント 
皮付きの生タケノコを使う場合、タケノコは掘り出されてから時間が経つと、どんどん固くなってしまうので、買い求めてすぐに茹でるようにしましょう。


タケノコご飯に欠かせない木の芽は、山椒の若芽を摘みとったもので、こちらも春先ならではの旬の薬味。ほかにも、若竹煮やおすまし、田楽などに、1枚加えるだけでピリッと爽やか、香りがぐっと引き立ちます。
(フジノアサコ)