春野菜の中でも特に身近なタケノコですが、ようやくスーパーで皮付きタケノコを見かける時期になりましたね!

いつもは便利な真空パックの水煮タケノコのお世話になってしまいがちですが、旬の味覚を楽しみたいならばやはり皮付きタケノコを買って、“たけのこご飯”や“筍の煮物”などにチャレンジしてはいかがでしょうか?



新鮮なたけのこの選び方

皮の部分にツヤがあって乾いていないもの
切り口がみずみずしくて白いもの
先端が黄色くて、開いていない

※筍は掘り出されてから時間が経つとどんどん堅くなりますので、購入後はすぐにゆでて下さい。

早速、茹で方をご紹介します。

タケノコの茹で方

レシピ制作:E・レシピ


大きめの鍋にたっぷりの水を入れてぬか1/3カップを混ぜ、赤唐辛子1本を半分に切って入れる。皮付き筍はよく洗って先を斜めに切り落とし、皮に縦に切り目を入れる。鍋に入れて火にかけ、煮立てば中火にして、40分間ゆでる。


根元に竹串をさしてみて、スーッと通ればOK。通りにくければ更に約15分ゆでて同様に竹串を刺して確認して下さい。(筍は、土から掘り出されて時間がたつほど固くなるので、掘り出されて1日以上たっているものは1時間以上ゆでます。)


触れるくらいまで自然に冷まし、流水でよく洗い、縦に入れた切り込みからはがすように皮をむく。


むきとった皮の内側を上にして置き、根元の方から軽く包丁を入れて、柔らかい姫皮だけを細切りにして水に放つ。


ゆでた筍や姫皮は、水につけて冷蔵庫で保存ができます。(水は毎日取り替え、早めに使いきりましょう)

茹でたたけのこの切り口に見られる白い粉状のものは、チロシンというアミノ酸。そのまま食べても問題ありません。

真空パックになった水煮のタケノコは、年中スーパーで売られていますが皮付きのタケノコが出まわる季節は1年のうちほんのわずか。
自宅で茹でるのはちょっと時間がかかりますが難しくはなですし、なにより自宅で茹でたタケノコで作る“たけのこご飯”は格別ですよ!
(E・レシピ編集部)