川田裕美オフィシャルブログより

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 29日に日本テレビ系で放映された「行列のできる法律相談所」に出演したフリーアナウンサー、川田裕美に注目が集まっている。

法外な値段で服を買わされ、挙句カニまで…

 川田は番組の後半で、「10年前、大学時代に一目惚れしたショップ店員の男に騙され、『俺を通せば安くなる』と洋服4点を30万という法外な値段で買わされた挙句、その後、何故かカニまで買わされそうになった。カニの時点で訝しんで友人に連絡をすると『彼は他の人にもカニを売りつけており、しかもそのカニが届いていないらしい』という事を聞かされ、すんでのところで被害は免れたが、洋服代は取られたまま。もう時効となっているが、当時訴えを起こしたら洋服代は取り返せたのか」という悩みを、何故か本人が10年前の自分を演じるという再現VTR付きで番組の弁護士集団に相談。

 あまりにも稚拙な詐欺の引っかかり方に、お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫が「好きな子にカニ買わす奴なんておるわけないやんか」、女優の波瑠が「惚れた方の負けって言いますもんね」とコメントするなど、呆れる他の出演者たちに対し、川田は「おかしいと思ったんですよ」と反省しながらも、「元々は50万円の物だったかもしれないですよ」と、未だに認めたくない心理がある様子も見せた。

 弁護士たちの答えは洋服代を取り返せるということで一致したものの、北村弁護士に「こういう方っていうのは、例えばこの場合はイケメンの人に会ったら、判断力が小学校低学年以下、ってことですよね。これはまあ、かなりレベルの低い詐欺なんですけど、これよりちょっとレベルの高い巧妙な詐欺だったら絶対に引っかかる。自分の判断で契約行為をしてはいけない」、菊地弁護士からは「本当に川田さんの事を大切だなと思っている男性なら、プレゼントしますよ。『30万くれ、出せ』とは言いませんよ」とやはり辛辣な意見が相次ぐこととなった。

 この件について、ネット上では「川田惚れすぎだろ」「お気の毒様」とこのエピソードについて心配する声もあるが、「フリーになったからって無理矢理すぎるだろ」「ウザい」「なにあの再現VTR」と、番組内での態度や再現VTRに対する批判も多く集まっているようだ。何故今回、川田はこんなエピソードを披露する気になったのか。芸能関係に強いライターR氏は語る。

「これは今年の4月に、同じく日本テレビ系のバラエティである『踊る!さんま御殿!!』でもまったく同じエピソードを披露してましたよ。半年ぐらいしか経ってないのにまた同じ話を同じ局のバラエティでやるっていうのは、よっぽどネタ切れなのかな、とは思いましたよね。ただ、再現VTRの最後で川田が凄いブリッ子っぽく『ぷんぷん!』ってやってたのは個人的には面白かったですね。あれは、同じフリーアナである田中みな実の真似じゃないかと思うんですよ。川田と田中は10月にフジテレビ系で放映されたバラエティ『芸能人が勇気を出して世間のイメージと対決!ズレ↓』という番組で共演した際、50代男性に田中を可愛いと思うか、というアンケートで何人が可愛いと答えるか、という問題に田中が答える際、同じ質問を川田でやったら77人だったという結果を受けて、当初50人にしていた予想を85人まで上げるという行為をやってのけたんです。いわば『川田より私が可愛い』宣言を田中がしたというこの番組以来、両者に確執が生まれたとする声も多いですからね。これはあくまでも穿った見方ですけど、江戸の敵を長崎討つみたいなノリで、田中の事を暗にくさしたんじゃないかとも考えられますよね。フリーに転身以来伸び悩んでいる川田ですけど、もしも素がそういう腹黒キャラだとするなら、それをどんどん開放してヨゴレになった方が面白いのではないかなと思います」

 果たして、川田はR氏の言うような腹黒キャラなのだろうか。あるいは――。いずれにせよ、同じネタを同局のバラエティで使いまわしているような現状から脱却するには、彼女に何か新たな武器が必要だということだけは確かなようだ。

(取材・文/阿左美UMA)