マウリツィオ・サッリ監督にとって、ナポリの指揮官に就任してから最もうれしい目覚めではないだろうか。ディエゴ・マラドーナ氏が、サッリ監督に謝罪したのだ。

マラドーナ氏は9月14日、「サッリはナポリにふさわしくない」という見解を示した。だが、それから3カ月としないうちに、サッリ監督はマラドーナ氏の考えも改めさせたのだ。

当時、ナポリはセリエA開幕から3試合白星なし。マラドーナ氏は「私はサッリをリスペクトする。だが、彼は勝者のナポリに適任の監督ではない。彼らはサッリにとても大きな誕生日プレゼントをしたんだ。私だったら(ラファエル・)ベニテスを引き止めた」と語った。

これに対し、サッリ監督は「マラドーナが私を知っているというだけで、私にとっては名誉なことだ。今後、彼の考えを少し変えられるように願っている」と返していた。

そして、そのとおりとなった。マラドーナ氏は弁護士を通じ、サッリ監督について「私が間違えた。謝るよ」と述べたのだ。『Corriere del Mezzogiorno』が13日に報じている。

また、マラドーナ氏はゴンサロ・イグアインについても、「彼はナポリで歴史をつくるだろう。彼は私の後継者だ。彼がいれば、ナポリは遠くまでいける」と述べている。