今や「不倫」は当たり前?!あなたは不倫願望ありますか?

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大ヒットドラマ「昼顔」以降、世の中には密かな不倫ブームが続いているようです。

最近、セックスレスや産後クライシスなどなど、結婚後の問題も明るみになっているため、不倫の罪悪感をうまく自己処理している男女も多いのではないでしょうか。

いってしまえば反道徳的なこの行為ですが、実際のところ“まだ未遂”のママ達はどう思っているのでしょうか。
不倫してみたい派
まずは、不倫はしていないけれど機会があればしちゃうかも…というママ達の声を紹介していきます。

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・「旦那とは子どもを産んでからまともにセックスしていません(子ども4歳)。最近、女としてこのままずっと一人ぼっちなのかなと思ったら悲しくて…、機会があったら絶対グラついてしまうと思います」(35歳/専業主婦)

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・「周りのママ友にもしている人がいるので抵抗感はありません。逆にしてみたい! でも、実際にやったらパパに対して異常に優しくなりそう」(37歳/育休・主婦)

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・「実は今、恋しています。相手はよく行くお店の店員さんで、今は観賞用と思ってトキめいています。もし向こうからきてくれたら、断る自信はあまり無いかも…」(40歳/自営業・主婦)

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男性が“モテ”にステータスを感じるのに対し、女性の不倫は“旦那との関係悪化の逃げ道”として使われているのがよくわかる意見が集まりました。

あなたは悪魔の誘惑があったとき、きちんと対応できる自信ありますか?
やっぱり不倫はダメ派
続いては、それでも不倫はダメ!子どもの事や生活の事を考えたら踏み外してはいけない!考える女性たちの声をご紹介します。

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・「そのセックスには、子どもと夫と安定した生活を手放す価値があるのかって考えると、全然する意味を感じない」(29歳/自営業・主婦)

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・「いつか自分に悪事が帰ってくる気がして絶対できません」(38歳/専業主婦)

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・「友達が不倫が原因で離婚してしまい(不倫相手とも破局)とても大変そうだったので、私にはできないなって思います」(34歳/パート主婦)

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みなさんしごく真っ当な意見です。不倫は常にお金や家庭崩壊のリスクを孕んでいますから、冷静に自分の日常への感謝を思い出すことがまずは大事です。
絶賛W不倫中の女A子の話
賛否ある不倫に対する考え方ですが、今回、W不倫の末に離婚し、ドロドロ別れを経験した女性の話を最後にご紹介します。

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そろそろ子どもを作るか迷っていた30歳のA子さんと、2児のパパで会社の同僚のB男さん36歳が急接近したのは会社の飲み会でした。子どもを作ろうかと迷いつつも、夫との関係がすれ違っているという話をしたのをキッカケに、夫婦関係の悪い者同士意気投合。酔いも手伝って、あっという間にベッドインしたそうです。

デートは、会社終わりに食事をしてホテルに行くか、週末外へ出かけるかの2パターン。子どものいないA子さんと、専業主婦を持つB男の二人には、週2回のデートは高いハードルではなかったと言います。

そんな関係が数ヶ月続いたある日、A子の夫に不倫がバレかけます。その場は何とか否定し収まったものの、今までの夫婦関係のすれ違いもプラスされ、A子は離婚することになってしまいました。もちろんB男は大歓迎し、不動産探しや家財道具の選定など、A子の再スタートを応援しつつ、二人の関係は続いていきます。

W不倫から普通の不倫に変化した関係はそのまま1年を過ぎ、B男もそろそろ離婚かと思っていた矢先、だんだんと関係がほころびていきます。

ある日、たまたまB男への奥さんからのメールを見てしまったA子は、B男から聞いていた話よりもずっと良好な夫婦関係の空気が流れていることを察知。B男は否定したものの、それをキッカケに関係はギクシャク。ことあるごとに奥さんに振り回されるB男の姿にA子も次第に苛立つようになり、二人の関係は悪化。2年ほどで不倫関係は終了したそうです。

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当時を振り返り、A子は「私の離婚はB男がいてもいなくても成立していた話だと思うから後悔はありません。でも離婚した後のB男との関係は、楽しい反面辛さの方が大きかったので、今思うとする意味はなかったなと思います」と話してくれました。

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子どもがおらず、まだ30歳という年齢だから始まった不倫だとは思いますが、B男が出現していなければ夫婦関係は修復されていた可能性もあります。

そう思うと、不倫関係ってどんな年代や家族構成の方でも、やっぱり不毛…と思わざるを得ません。

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<プロフィール>

おおしまりえ

雑食系恋愛ジャーナリスト/イラストレーター

10代より水商売やプロ雀士、素人モデルなど人気商売に身を投じ、のべ1万人の男性を接客。無自覚の気持ちを見抜く観察眼と、男女の特性を踏まえたコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動。大手メディアを中心に年間100本以上恋愛コラムを執筆中。

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