市立船橋が後半に打線がつながり、コールド発進！

先発・八幡悠耶（市立船橋）

　第3試合は15時半に試合開始となったこの一戦。お互い好守備を見せ、4回まで0対0で動いていたが、試合の均衡を破ったのは市立船橋だった。　5回表、5番�盒恐羔�（2年）が四球で出塁すると、6番渡辺泰幸（2年）の投前犠打、7番�眦塚�太（2年）の右飛で二死三塁として、8番八幡 悠耶（2年）の死球で二死一、三塁として、9番渡辺 猛斗（1年）に左前適時打で1点を先制。

　さらに6回表、二死一、二塁から5番�盒恐罎療�時打で2対0とすると、7回表、一死二、三塁から1番大森一樹（1年）が右中間を破る適時三塁打を放ち、2点を追加。2番宮慎太朗（2年）のスクイズで5点目。さらに宮は失策で生きて、5対0。

　8回表には二死二、三塁から代打・西秋隆規（1年）が左中間を破る適時二塁打で7対0とさらに点差を広げた。　投げてはエース・八幡が130キロ前半のストレート、キレのあるスライダーで圧倒。体重移動がしっかりしており、球持ちも良いフォームから投げ込む直球はストレートは低めに伸びており、さらに体ができれば、ストレートで勝負できる本格派右腕になりそうだ。

　去年、千葉県4位の市立船橋。選手たちの顔ぶれは大きく変わっていたが、やはり選手層は厚く、走塁、打撃、守備も安定している。今年も千葉県の上位を競うチームになりそうだ。

（文＝河嶋 宗一）

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