イタリアのガゼッタ・デロ・スポルト紙が、セリエAの選手および監督の推定年俸を公開した。

本田圭佑の所属するACミランでは、最高年俸がコロンビア代表、バッカとブラジル代表、ルイス・アドリアーノで、ともに350万ユーロ(約4億7300万円)となっている。本田については、250万ユーロ(約3億3800万円)と報じられている。

本田に対しミランサポーターからは「セントラルMFでせいぜい使えそうな選手に払い過ぎじゃないか?」といった手厳しい意見もあったが、「去年、本田は慣れないウィングでプレーして苦しんだ。彼はトップ下がベストだ。批判するのは少し待とうと思う」と擁護する声のほか、「本田はスピードさえあれば常に危険な選手なのだが、適切なポジションでプレーすればパスも出せるし、ストライカーさえいればアシストを積み重ねることは可能だ」と、今季の起用法では年俸相応の活躍をするのではといった期待の声の方が多かった。

一方「モントリーボが350万ユーロは貰い過ぎだな」「ボナヴェントゥーラがモントリーボの4分の1の年俸は納得が行かない」「チェルチとモントリーボの年俸を見る度に腹が立つ」など、高給取りにも関わらずパフォーマンスが伴わない選手たちがやり玉に挙げられていた。

なお全てのチームの主要選手の年俸を明らかにしたこのリストだが、リーグ1位はローマのイタリア代表デ・ロッシの650万ユーロ(約8億780万円)。2位がナポリのアルゼンチン代表イグアイン の550万ユーロ(約7億4300万円)となっている。